"あなたのSTYLEを輝かせ、CAREERを磨く"
   キャリアブランディング


株式会社CCI 代表取締役
元国際線チーフパーサー
研修講師の山本洋子です。



今日はCAREER STORY 第5話です。



10才の頃、偶然観たテレビドラマ
「アテンションプリーズ」で衝撃を受け、
スチュワーデスになるという夢に向かって
爆進した学生時代。
その集大成であるJAL採用試験が始まりました。
やれることは全てやり切り、
結果を待つだけなのですが。。。

採用試験までのお話はこちら↓




東京で3次と4次の最終試験を終え、
奈良の実家に戻ってからは、
落ち込む毎日。




面接試験で思うように振る舞えなかったことと
一緒に試験を受けた人達が
あまりに素敵に輝いて見え、
完全に自信喪失です。



もう、ダメだ。。。



あとは結果を待つだけ、
もう何もできません。
考えても無駄なことなのに、
毎日グチグチ考えて、落ち込んでいくのです。



JALがダメだったら、次どうしょう。。。



就職浪人が現実味を帯びてきます。




当時の合格通知は、、、
電話でもなく、メールでもなく
(メールなんてまだない時代です。)
なんと、電報‼️



隔世感満載ですね。
合格の場合は、 サクラサク
不合格の時は、サクラチル
これが定番です。




そして迎えた合格通知の日。
朝からソワソワ、ザワザワ、ドキドキです。
郵便屋さんが来るのを
早朝から玄関でひたすら待ってました。




お昼を過ぎても郵便屋さんは来ません。
緊張感がピークに達した
午後2時頃だったと思います。



ピンポーン



待ちに待った郵便屋さん。
電報です‼️




受け取ったはいいものの、
怖くて中が見れません。
サクラが咲いているのか、散っているのか。。。



恐る恐る中を開けると、、、

サクラサク🌸


その場にへたり込みです。



10才の頃から
なりたくて、
なりたくて、
なりたくて
仕方がなかったCAへの切符。
子供の頃から憧れ続けた熱い想いの詰まった
プラチナチケットです。





制服が可愛い。
ただで外国に行ける。
毎日飛行機に乗れる。
という至って不純な動機で始まった夢が
現実になる瞬間。




合格通知を手にするまでは、
あれだけ落ち込んでいたのがウソのように、

「世界一カッコいいスチュワーデスになる!」


幸せ絶頂。
早くも調子のいい次の目標をかかげていました。




私のキャリアは、
この変わり身の速さで
困難を乗り越えてきたように思います。




後ろばかりを振り返っても
仕方がありません。
かといって、
いつも前だけを見て、緻密に計画を立て
それに向かって地道に努力する
タイプとも違います。





自分の琴線に触れたこと
感情が動いたこと
最優先にして物ごとを決める。
これを繰り返してきたように思います。




キャリアの始まりは、
ベクトルが自分に向いていていいんです。
世のため、人のためと本気で思えるのなら
それはそれで素晴らしいけれど、
まずは自分が好きなことを
自分のためにやってみる。



それを真摯に続けたら、
それが仕事になり、
志事になって、
社会に貢献することに繋がると思うのです。



そして、
一つ自信を持って言えるのは、


ちょっとでも今より
上を向いていこう‼️

私が常にこだわってきたスタンスです。



現状に満足するのではなく、
ほんの少し上を見る。
ちょっと頑張れば手が届く、
いつもちょっと上の世界を目指そう。
いつもそう思って、
キャリアを積み重ねてきたように思います。





ここからが私のキャリアの原点。
私だけのSTYLEでキャリアを磨く
リアルスチュワーデス物語のはじまりです。

19歳のころ、
初めてJALに乗ってディズニーランドに行った時
ドキドキしながらCAさんに話しかけ、
帽子をかぶせてもらってルンルンしている私です。
なんとも締まりのない顔ですね(笑)




今日も最後までお付き合いいただきまして、
ありがとうございます。