前回のブログの写真で玄関ポーチの傘が映り込んでいるのが気になりまして・・・
濡れた傘を家の中に入れたくないため、傘が乾くまで玄関に置きがちでした・・・
やっぱり玄関用マルチフックがほしい!森田アルミ工業のvik
ということで皆さんのブログを見ていて欲しすぎましたが、建築時にはどうしても不安があり、付けてませんでした
それは、透湿防水シートに傷を付けたくないということでした。
建築時の写真ですが、どこでも当たり前だと思いますが、全ての穴をウエザータイトなどの気密パッキンや気密テープなどで、壁を貫通させる場合、透湿防水シートで補修し穴を塞ぎます
第一種換気用吸排気口
電気自動車用200Vと100Vコンセント
防犯カメラ用LAN
防犯カメラLANや門柱照明、外構用や将来付けるかものカーポート用電源などなど色々
後から極力穴を開けるリスクが大きく今は当たり前となりましたエアコンの先行スリーブです
サーバールーム用換気扇の給気口です
ということで、これが出来るのは外壁を貼る前だから出来ることで、外壁を貼った後だと、この処理が一切できなくなります。なので、エアコンなどは先行スリーブが当たり前となっていますが、外壁を付けた後にフックを付けると、この処理ができなくなるのではないか・・・
透湿防水シートを傷つけてしまうため付けることにためらいがありました。
ただ、付ける付けないより、まずは注文してみて厳しければヤフオクやメルカリで売ろう。と思い、とりあえずいつもながら楽天より安いヤフーショッピングで購入してみました
届きまして、箱はこんな感じです
中身はこんな感じでした!
我が家は窯業系サイディングで光セラのため、実際にサンプルに付けてみて、どんな感じになるか見てみました。
実際の付属のビスの長さを見てみますと、サイディングの下3cmも出てしまいます
我が家は最近流行ってきている胴縁を使わない通気金具工法を採用していますが、通気層が15mmです。
ケイミューの施工書でも15mmとなっています。
以前の通気金具工法の記事です。
これでは、確実に透湿防水シートを破き、貫通し、耐力壁(ハイベストウッド)に到達します。
なので、付属のビスは使わず、適当に家に余っているステンレスのビスでギリギリのものを選び、これなら付けれる!
ということになりました
早速玄関ポーチで位置決めをします。
金具の穴位置をマークします。
細い穴から穴を開けます。
大きいビットに変えて、最終5.5mmの穴を開けました。
アンカーを打ち込みます。
金具を仮止めし、関西なら誰もがご存知のLIFELEXブランドの水平器で水平を取ります。
金具と本体を取り付けます。
位置関係的にはこんな感じとなりました!短いビスでも問題なくガッチリ付きました。
実際に住んでみて凹ませ玄関を採用して本当に良かったと思っていますが、この位置だとどれだけ雨が降ってみ一切濡れません。
ちなみに、本体の材質はエラストマーという樹脂でゴムのような少し柔らかい質感のため、傘が傷ついたりすることなさそうです。
傘が乾くまでの一時的な置き場が完成しました。
ということで、気になった方は、手軽に出来ますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか