床断熱、壁断熱と来ているので、次は玄関ドア断熱行きますね
まず、秀光ビルドでは以下の中から玄関ドアが選べます。
リクシル(UL-JでもSHQ-Tでもハイスペック仕様でも共通)
YKK AP(SHQ-Tやハイスペック仕様はタグキー→カードキー3枚、シールキー2枚、非常用鍵が5本に増える。)
SHQ-Tで付いてくるシールキーは、スマホなどに貼るだけで鍵になるので付けたかったなー
ということで、秀光ビルドも2022年から標準仕様として採用したYKKAPの方が力が入っています。
また、サッシをYKKにしたら、基本的には玄関ドアもYKKにしないといけません。
という事で、サッシはAPW330で決めていたので、玄関ドアもYKKにしました。
そこで、玄関ドアにも断熱性能が有るのはご存知でしょうか?
前の床断熱の時に、地域の区割りとUa値による住宅性能表示の区分けをご紹介しましたが、
床や壁天井だけしっかり断熱しても、玄関に何も対策しなければ結局家全体のUa値が落ち意味がありません。
また、玄関ドアって結構盲点なんですよね。
家全体で夏熱が入ってくる、冬暖気が逃げるのは窓とドアが大半を占めます。
なので、いくら断熱性能が高いおうちでも、窓を付ければ付けるほど、夏熱く冬寒い家になります。
ただ、窓を付けないわけにはいかないので、可能ならトイレやお風呂、シューズクロークや階段、ウォークインクローゼット、勝手口など無くせる窓は無くした方が暖房や冷房費が節約になり、窓が無くなる分暗くはなりますが、その照明費用の方が数W程度、電気を付けっぱなしでも圧倒的に安いですし、夏快適、冬暖かいおうちになると思います。
ただし、玄関ドアを無くすわけにはいきませんよね
そこで、玄関ドアの断熱性能が重要になってきます。
調べると、YKKやLIXILともに断熱性能の高さでランクが分かれています。
数値が小さければ小さいほど断熱性能が高くなります。
寒冷地でなければ、基本は玄関ドアの仕様はD4かK4です。
D4の熱貫流率は最高で4.07です。
これは、窓で比べると、アルミ樹脂サッシのサーモスLやエピソードII NEOと比べても
熱貫流率が2.33w/㎡・Kで、倍ぐらい断熱性能が悪くなります。
もう熱貫流率だけで言えばアルミサッシのレベルです。
そこで、私も悩みに悩んで、
〇玄関とリビングの温度差を抑えたい。(冬の寒い玄関は嫌)
〇玄関ドアの結露を抑えたい。
〇ドアの内側のハンドル温度が特に冬変わるらしい
〇玄関ドアのガラス部分の熱貫流率を調べるとD4の2.8W→D2の1.4Wで倍
(ちょうど採用予定のAPW330と同じぐらいになる)
ということで、
D2仕様の玄関ドアにすることにしました。
D4もD2も全く同じデザインの玄関ドアがラインナップされています。
そのオプション費用ですが、
秀光ビルドは標準仕様から外れると何でも費用が高いですよね
多分、他のハウスメーカーならD2の変更費用。もう少し安いと思います。。。
あと電源工事です。
玄関ドアは通常は電池で動きます。
単三電池8本で半年間。
これを半年に一度毎回毎回電池を交換するのにすごく手間がかかると思いました。
30年使うとして60回も交換が必要です。
電気代を調べるとだいたい常時1W程度。
(後に説明しますインターフェイススイッチを付けると3W程度)
これをコンセント直結型のACタイプにしました。
電源工事代の5000円と電気代を差し引いても、半年に一度の電池代よりも安いですね
玄関ドアの仕様を決められる際は是非ともAC100Vタイプをお勧めいたします。
電池交換の度に毎回毎回後悔することになると思います。
(ただ、停電時はタグキー内蔵のディンプルキーで開けるしかありません)
ということで、こちらの玄関ドアに最終決めました。
あと玄関ドアには遠隔で開け閉めが出来るスイッチをオプションで付けれます
私はパナソニックのドアホンで遠隔で家の鍵の開け閉めが出来るタイプを付ける予定です。
すると、このスイッチを絶対に付けないといけないという事となりました
ただ、このドアホンを付けなくても、このスイッチだけ通常のドアホンの横に付けると、来客でドアホンで確認してその横のスイッチで玄関の開け閉めが可能となります。
また、鍵の閉め忘れがリビングに居ながらにして分かります。(光るので)
これは想像以上に便利だと思われます。
あとこのスイッチはサービスしてくれました
ということで、意外と奥の深い玄関ドアD2やK2の断熱仕様とAC100Vタイプに開閉スイッチ、おススメです!