さぁ、続いてTOTO キッチン編行きます。
またまたおさらいですが、
秀光ビルドでは水回りの設備は大きく3種類のグレードが有ります。
■スタンダードシリーズ(ST)・・・追加費用ゼロ円
■ハイクオリティーシリーズ(HQ)・・・追加費用 ¥297,000円(税込)
■デラックスシリーズ(DX)・・・追加費用 ¥704,000円(税込)
ハイクオリティーやデラックスを選択する事で、キッチン、お風呂、トイレ、洗面グレードが変わります。
以前紹介しました、秀光ビルドの自由設計のUL-Jのシリーズですが、
最新坪単価、その坪単価以外何がコミコミで含まれているのかを紹介しましたが
そのキッチン編ということで
TOTOのシリーズ名はmitte(ミッテ)というシリーズです。
これも一般には売られていない、
秀光ビルドなどのハウスメーカー経由卸のホームビルダー向けモデルです。
まずST(スタンダード)シリーズですが、
これも十分な必要最低限なものは揃っています。
また、タカラスタンダードでは引き出しが3段でしたが、こちらもリクシルと同じSTでは2段となっています。また、こちらもリクシルと同じく背の高い収納物がしまえる事を売りにしています。あと、ゆっくり閉まるソフトクローズ機能、まな板立ても付いています。
他社と違う特徴としては、水栓がエコ水栓で41%のガスの使用量の削減をうたっています。
なお、シンクはステンレスのみですが、カウンターは他社のST、HQと同じくポリエステル人工大理石のため、アクリル人工大理石と違って、耐久性いまいちで、色移りや色あせなど経年劣化が早いです。
次にHQ(ハイクオリティー)シリーズですが、
少しパワーアップしています
STからの向上点
〇食洗器が付いた(浅型)
〇換気扇がスタイリッシュ
〇水栓がシャワーにもなり引き出せ、ミクロソフトの水?が出せるようです。
〇選べるカラーがかなり増え、幅広くなった
ただ、引き出しだ2段のままです。
食洗器が付いた事と、換気扇がスタイリッシュになった事、色の選択肢が増えた以外は
STとあまり変わりません。シンクはステンレスですが、カウンターはポリエステル人造大理石ですので、TOTOでHGシリーズをを選択するメリットはあまりなさそうです
最後にDX(デラックス)シリーズですが、スリム対面フラット型
壁付I型
少しパワーアップしています
HGからの向上点
〇フラットなオープンキッチンが選択できるようになった(スリム対面フラット型)
〇油などが飛び散らないように、オイルガードが付属(スリム対面フラット型)
〇換気扇の照明がLEDに(スリム対面フラット型)
〇水栓が2つになり、水はねの少ない幅広タイプの水ほうき水栓が付属
〇換気扇の性能が上がり10年お掃除不要に
〇キッチン上部の収納キャビネットが付属(壁付I型)
〇HGより色の選択肢が広がった
DXは、それなりに進化していますが、シンクはDXでもポリエステル人造大理石です。
TOTOのの場合はDXより更にオプション費用を払い、すべり台シンククリスタルにアップグレードすることで、やっとエポキシ樹脂製の耐久性の高いシンクとなります。
リクシルと比べてもシンクがイケていないので、それを差し置いても水ほうき水栓と10年掃除不要の換気扇にどれだけ魅力を感じるかどうかでしょうか
なので、私が見る限りは、キッチンだけを見てTOTOを選択するメリットはない気がします
という事で今回はTOTOでした。
前回も書きましたが、このように設備を紹介していると、同じ秀光ビルドでも地域によりST、HG、DXの内容が一部異なるようです。
どうも関東の方が仕様が良い気がしてきました
これは秀光で今後検討している方の交渉材料にもなりますので、
仕様が違えばコメントでお教えいただけると嬉しいです