矛盾とは、真実に近付いたときに生じるもの
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これもいつだったか降りてきたものです。
これは、この世的に矛盾するものは、という意味だと思います。
今の科学の世界にも、このメッセージは象徴的に現れていると感じられます。
例えば量子力学では、粒子の位置は確実に表すことはできず、確率的にしか決定できないといいます。
そしてそれは、観察することで決定し、収束します。
(本当のところ、確率的にというのは正確ではないと思いますが僕は科学者ではないのでここは言及できません。)
僕達は確固たる現実に存在している、ように確かに感じているはずなのですが、それを築き上げているはずの粒子が、そもそもあいまいな存在なのです。これは大いなる矛盾です。
正確にいうと、本当は矛盾しないのですが、この世的に見ると矛盾しているように見えます。
何故かと言うと、本当は全てのものは一つであるからです。
この世は二元的な世界であるにも関わらず、本質はひとつのものでできているからです。
つまり両方の性質を持っていることになります。
それを二元的な世界観から見ると、矛盾しているように感じるのだと思います。
あなたがもし今何かに矛盾を感じ、混乱しているとしたら、もしかしたら真実・真理に近付いている証かもしれません。