野犬です。と答えて笑われる。
だってうちのワグさん、
野犬のお母さんごと保護された
純粋な？野犬なんですもん。
ワグがきてもうすぐ３週間。
生後２ヶ月を過ぎました。
正確にはまだ我が家の子ではありません。
もともと猫を希望していたこともあり
犬と暮らすことが初めての我が家に
保護施設の方もトライアル期間を
長めにとってくれていた模様。
それにしても
犬のしつけ、
犬と暮らす生活は
子育てソックリ
正直ほんとに驚きました。
人間の赤ちゃんほどではないにしろ
捧げる時間やエネルギーの膨大なこと！
特に最初の2週間は
夫と私の睡眠時間は
毎日３時間ほどでした。
そして、
驚くことに…
家族のあり方まで問われます。
ワグとの信頼関係を築く努力。
成長を信じ、気長に教える忍耐力。
試行錯誤する中での意見交換。
いろんなことを話し合い
家族が同じ方向を向いていないと、
たちまち不協和音が起こり
不穏な空気が流れ始めます。
自分ばっかり…とか
何故こうしないの…など、
相手への小さな不満からくるストレスが
夫婦の関係に
スルッと忍び込んでくるのです。
あかんあかん。
しなくていい喧嘩。
しなくていい冷戦。
そういえば
子どもたちが生まれた時も
同じだったなぁ。
最近はすっかり平和だったので
ワグがきて思い出しました。
我が家は、
子はかすがい にも、
ペットはかすがい にも、
当てはまらないらしい。
昔も今も、
夫と二人きりの時の方が
平穏に過ごせます。笑
ワグはめちゃくちゃ可愛い。
けれど一緒に暮らすと
当然私たちの自由も制限されるし、
まるで何かを奪われるかのような
感覚に陥る部分もあって。
勝手な言い分ですね。
こんな私たちと暮らして
ワグは幸せなのかな。
しつけもちっともうまく行かないし。
ワグのためにも
自分たちのためにも
一緒に暮らす選択は
間違っていないのかな？
施設に返すなら今だよ。
泣きながらそんな話し合いまでしました。
けれどやっぱり、
あっという間に
私たちの心と生活に
入り込んで来たワグが
いなくなるなんて有り得ない。
一緒に暮らすと決めるなら
相応の覚悟を、
もう一度改めてしよう！
まっすぐに私たちを信じる
ワグを決して悲しませないように。
そうやって選択した今があります。
もうすぐ正式に里親として
我が家の子になってくれるワグ。
中型犬のはずですが野犬のため、
お父さんがわからない。
どんな大きさになるのかも
育ててみてのお楽しみ。
毎日目に見えて成長していくのが
面白くて愛おしい。
ワグがきてからすっかり
お母さんモード全開な私。
でも夫や娘のことも
気遣う余裕を忘れずに
３人と一頭、
仲良く暮らしていけたらいいな。
ワグが、
この家に来て良かったと
思ってくれたらいいな。
キリッとした顔立ちの
やんちゃさんです。
運動量がものすごいです。
獲物をとるような仕草もします。
庭がゴルフ場みたいに
穴だらけになっています。
どんなレディ犬になるのやら。
うふふ。
最近何を見ても
やっぱりワグが一番可愛いな。
親バカ発令中な私たち。
ワグがくれる幸せは
計り知れないね。
来てくれてありがとう。
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