昨夜、そろそろ寝ようかなと思っているところ、私の部屋に息子がやってきて、


毎度の事だけど、「 何か飲む?」 と聞いてきた。 「 もう寝るからいらない。」 と言うと、「 ふーん。」と


言いながら、何故か横に座って、私のCDをあさりだした。


私は洋楽が好きなので持っているCDは洋楽中心なのだが、歳も歳なので最近はCDすら買わない。



寝るのに邪魔なところにデンと座って構えているので、ちょっとどけ!と足で蹴飛ばしつつも


布団に入って横になると、「 イケメンか・・・。 このCDもイケメンか。」 とブツブツ。


「 何、さっきからイケメンイケメン言ってるんだよ。」 と言うと、「 いや別に意味はないけど、どいつもこいつも


みなイケメンだなと思っただけ。」 と。



そして何となくだけど頭に浮かんだ事がある。


もし、私が物凄くイケメン男性と結婚して、そして子どもを授かっていたら、もしかしたら息子も


超イケメンだったに違いないと。 娘もものすっごい美人に生まれてきたに違いないと。


昔、娘が小学校の中学年ぐらいだったか、ちょっと男子を意識するようになった頃だったかな。



「 ねぇお母さん。 お母さんはイケメンと付き合った事ある?」 と聞いてきた事があった。


「 何で?」 と聞くと、「 お兄ちゃんはお母さん似だから、そんなに酷くブサイクじゃないけど


私はお父さん似だから可愛くないんだもん!」 と。 「 そんなことないよ。」 と言ったけど


息子もようやく目覚めたのか、自分がイケメンだったら、もっと女にもてるのに・・・なんて思ったり


しているのかなーとふと思った。



だけど不思議だ。 世の中美男美女のカップルはいるし、美男美女で結婚する人もいる。


私は不細工しか付き合った事が無いと言うわけでもないし、周りの人曰く、顔は松竹梅なら


松とまでは行かなくても竹より上・・・みたいな。 なんだよそれはと言いたくなるけど、


そこそこの顔ではあるらしいので、高校時代も友達に羨ましがられる程もてたほうだ。


校内で一番、二番を争うイケメンに惚れられた事もあったし、社会人になってからもイケメンからの


アタックはあり、実際に付き合った事もあるが、何だろう。 続かない。続いたためしがない。



悪く言えば二股なんて事もしていた経験もあるのだけど、なんか自分のもの?って言い方はおかしいけど


欲しいものを手に入れたら、もうそこで満足してしまうって言うのかな。背は高くスポーツ万能、金もあって


乗ってる車はもちろん外車。英語もペラペラで一流企業にお勤めです!!みたいな人でも


どうも飽きちゃう。飽きちゃうって言うか、離婚する時に旦那が私に言ったセリフがあるんだけど


完璧すぎてつまらないのだ。 ねじが何本か外れていて、どうしようもない馬鹿の方が親近感がわくみたいな。



まぁ、旦那もある意味どうしようもない馬鹿だったから、どっちかって言うと旦那よりも私の方が


気持ちが強くてそれで一緒になったわけだけど、完璧すぎてつまらないって言われたらね。


正直何人の男性をお断りしたか覚えてないし、付き合ってもこっちから御免なさいと言った男は数知れず。


息子と娘の事を思ったら、私も馬鹿ね、お馬鹿さんよね♪と言いたくなってしまった。


かっこいい完璧な中にもねじが外れていた部分があったかもしれないのに、若気の至りって奴か。



人生、一度だけやり直せますよ!なんて神様が目の前に現れたら、そうだなぁ・・・19歳に戻してもらおうかな。


かっこいい男性は沢山いたけど、19歳の夏、私を見て一目ぼれしたらしく、私の姉にしつこく付きまとって


私の電話番号をゲットし、私がイエスもノーも言ってないのに勝手にデートの約束までさせて、


姉はさっさと姿を消したのだけど、あの男性が良いかもしれない。



身長は176cmぐらい、外資系企業に勤めていて英語はペラペラ。 車も当然外車に乗ってて


歳は確か24歳ぐらいだったかな。 でもって特技は空手で格闘技も大好き。顔はハーフに間違われるけど


ちゃきちゃきの日本人で動物好きな爽やか青年。 うーん失敗したな。 その人選んでいたら、息子も娘も


ナイスガイにナイスガールだったかもしれないんだけどな。



なーんて言いながらも、私にとっては息子も娘もどっちも可愛い。


人生にモテ期は絶対あるはずと母ちゃんは信じてます。

若い子なら、何を話しても可愛らしくガールズトークと言うのだろうけど、


中年ババアにもなると、何を話してもババアトークにしかならない。



職業的な事も関係してしまうが、大抵話をするのは、食い物の事。排便の事。ちんKの事。


そして腰痛の事だ。 仕事をしながら、腰が痛い、足が痛い、腕が痛い、そんな話ばかりで


同僚が、「 **さんて腰大丈夫ですか?」 と聞いてくるので、「 腰?何・・・腰痛?」


「 そう。 この仕事って絶対に腰痛持ちになりますよね。」



「 いや、私は一度もなったことないよ。」


「 工エエェェ(´д`)ェェエエ工 」


「 じゃぁ、腕は? 腕痛くなったりしません?」


「 うん、腕もならない。」


「 その小さな身体で強靭な腰と腕を持ってらっしゃるのですね。」


「 そのようです。」



と、一応話を合わせるけど


「 てか、私の場合、絶対に無理しないから。」 とつけ足しておく。



そう、私は誰が何と言おうと絶対に無理しない人なのです。


だって自分の身体を壊して仕事したところで会社は責任とってくれるのか?と言うと、そうじゃないでしょ。


怪我しないように注意して下さいとしか言われないわけだし、急いで仕事をしようが、マイペースで仕事を


しようが、時間内に全て終われば良いのであって、焦ろうが何しようが患者さんは変わらないのだもの。



寝た切りの人がいきなり歩けるようになってどっかに行っちゃいましたなんて事が無い限り


寝た切りの人は寝たきりのまま。 徘徊する人は部屋に連れて行っても徘徊するわけで、


腹減った~と叫ばれようが、トイレ連れてけ~と呼ばれようが、職員の役割だって決まっているのであって


何をどうしてそんなに焦って仕事してるの? と思っちゃうんですよね。


危篤状態だったり、緊急を要する時であれば、その状況に合わせて動くけど、無理したところで


何か変わるのかと言うと、な~~んも変わらないのです。



同僚は 「 良いな~腰痛無くて。」 とそればっかり。



てか、逆に聞きたい。


何故私よりもみな身体が大きいのに、腰や腕を痛めてしまうのかを。


私は身長150cmない。 150cmないけど、身長170cm以上の男性を一人でトランスする事もある。


身長170cm以上、体重60kgある男性をストレッチャーに二人で移動させる事もある。



男性職員なんかは、みな身長が180cm近くあるって言うのに腰痛めた、腕を痛めたって。何故?


私はチビなので力仕事は出来ませんなんて事もしないし、ほんと不思議で仕方が無い。


力任せに介護してるから痛めるんですよー!と言いたくなるけど、


腰痛ならフラフープしなさい!と、みんなにすすめようかしら。

なんとなくアメーバニュース見てたら、ドッペルゲンガーの記事が。


ドッペルゲンガーって聞いたことあるけど何だっけ?と思い、クリックしてみたら思い出した!



私が高校2年の時だったな。


私の通っていた高校は電車で片道1時間半。 物凄い山奥にあるような高校に通っていたのだけど


台風が来ても、雪が降っても学校が休校となるぐらいのところだったから、朝起きて大雨だったり


雪降ってるな~と思ったら、その日はもう、そのまま寝てしまうのです。



と言っても、年がら年中台風が来るわけでもないし、雪降るのは冬ぐらいなもので、春先だったかな。


天気が良いから学校は休まず、お弁当を作って学校へ行って、授業終わってからバイトに行って


夜家に帰宅したのです。 そしたら母親が突然 「 あんた学校サボってこんな時間まで何してた!」と


怒りだしたのです。 は??って思って、「 サボってないよ。今日は真面目に学校行ったし、バイトして


終わったから帰ってきたんじゃん。」 と言うと、「 嘘つくな!」と。



「 何で嘘つかなくちゃならないのよ!」 とこっちもムカっときたから言い返すと


「 あんた今日、商店街にいたでしょ。 母ちゃんが学校は?って聞いたらかったるいから休むって


自転車乗って逃げたでしょ!」 と。 正直母ちゃんがボケたと思ったけど、他人の空似だ!と言っても


制服も同じだし、顔見て話したんだから嘘ついてるのはお前だ!と。



らちがあかないから、もういいやと思って、お風呂に入ってすぐ寝たのだけど、驚くことに


別の日に姉も私に会ったと言いだしたのだ。 「 あんた何で〇〇〇〇市にいたの? 〇高に何か用?」


「 はぁ?? あんな電車も通ってない、バスもない不便なところに何故いく? 」


「 何故って、こっちが聞きたい。 名前呼んだら、姉ちゃんまたねーって走ってったじゃん。」と。



自分にそっくりな人を見たら死ぬとか、世の中には自分に瓜二つの人が三人いるとか聞いた事はあったけど


私は絶対に瓜二つの人だと思ってた。 でも、瓜二つどころじゃなくて、気持ち悪いけど


私も私を見てしまったのだ。 それも友達と朝の通学電車で一緒に!



私は毎朝、駅の階段を上がったところで友達と待ち合わせしてた。 いつものようにおはようと挨拶して


電車が来るのを待っていると、二両ぐらい先に、同じ制服を着た女性が立ってる。


友達と、この時間って私たちだけだよね? 誰? と言ってよく見ると、どこかで見た事がある女性なのだ。


身長も体格も髪型も、髪の毛につけているリボンも見た事がある。



「 ねぇ、なんか***に似てない? 気のせい?」


「 いや、私も似てるような気がする。 気のせいじゃないかも。 でも、後ろ姿だけかもしれないよ。」


「 顔見て見たいね。」


「 うん、気になる。」



と言っていたら電車がきて、電車に乗ろうとした瞬間、こっちを向いたのだ。


「 双子?」


「 いや双子じゃないのは知ってるべ。」


「 てか、***じゃない?」


「 私っぽい。」



朝の満員電車、友達とすみませんと言いながら、車両をうつってみたけど、もういなかった。


朝から友達と大騒ぎ。 「 なんかさ、この前母ちゃんにも言われたんだよ、あと姉ちゃんにも。」


「 うそ?」 「 ほんと。」


それから忘れかけたころだったかな。 クラスメイトの仲の良いKちゃんから怒った顔して呼ばれた私。


「 昨日の夜〇〇いたでしょ。 何で話しかけたのにシカトするの!私なんか悪い事した?」って。



Kちゃんは私の事をよく知っている。 私の両親とも仲が良く、家にも泊まりに来る子だった。


家の門限が厳しい事も知っている子で、 「 夜? ちょっと待って。 私の門限知ってるでしょ?


門限破ったらどうなるかも知ってるでしょ? 私がそんな時間に〇〇にいるはずもないし、行けるはずもなくね?」


「 そう言われるとそうだけど、でも、***だったよ。」


「 うん、それはきっと私のドッペルゲンガー。 実は私も、私の母ちゃんも姉ちゃんも見てるんだよ。


2組の××ちゃんに聞いてみて。 この前××ちゃんと一緒に朝私も見たの。」



そしてそれから数年後。 私は仕事帰り、バス停でバスを待っていたら、突如拉致された。


全然知らない男性3人に囲まれ車に乗せられ説教。 その男性達曰く、何で逃げたのだと。


Aがよりを戻したがっているからAと話し合いをしてくれと。 名前も知らないし、私の名前は〇〇だ!と言っても


信用してくれなくて、仕方が無いから免許を出す。 他人の空似か、ただ似ているだけだと言ったけど


3人が3人とも違うと言う。 俺たちは嘘を言ってないから証拠に写真も見せると言われ、Aと一緒にうつっている


写真を見せられたのだが、参りました。 どこからどう見ても私だった。 気持ち悪いけどホクロの位置も一緒。



今のところ、二人だけど、三人目の私にあったら、私は死ぬのか?


でも、かれこれ数十年、私らしき人には遭遇してないから、まだ長生きできそうだ。


良かった良かった。