罪悪感。

そう聞いて貴方は何を感じますか?


わたしは

無くそうとしても無くならないもの。

そして、

嫌なものではあるけれど、

自分のこころの中を見せてくれる

バロメーターのように感じています。


こんにちは。SORAです。


今日は午後から
こちらの講座に参加してきました。


テーマは
【罪悪感と人生のストーリー】


罪悪感とは何か?

私たちが罪悪感を感じるパターンは?

そして
罪悪感のと付き合い方まで

はしのんさんは
色んな具体例を取り入れて
解説してくださいました。



わたしは小さな頃から
罪悪感と共に生きてきたと思うくらい
たくさんの罪悪感を
抱えていたように思います。


家事や子育ては妻の仕事と
家庭を顧みない父。

ひとりで奔走する母。

生まれてきてよかったのだろうかと思い

役に立とうとしても
母の思い通りにはできなくて
不器用と叱られた時には

役に立たなくてごめんなさい

と自分を責めました。



罪悪感というのは
罪悪ではなくて罪悪"感"。

親の価値観によって
自分が持ってしまったもの。

それがあると
平和な世界に罪悪"感"を発動させ、
迷惑をかける人、かけられる人を
作り出してしまう

とはしのんさん。


その説明の通りに、

事あるごとに
わたしのせいで
嫌な思いをさせている
と感じる現実を作り出しました。


役に立てない
期待されていない
何をしてもほめてもらえない
逆にダメ出しされる
出来ない奴と言われる
などなど。

そのうちに
人と話すのが怖くなりました。



ただ、
わたしのせいで
わたしが悪い
思い続けると

自分の中で

わたしだけが悪いんじゃないと
反発が起きてきました。


一生懸命頑張っていることを知っている
わたしの中の"わたし"が
反発し始めたのです。


そこから
あなたのせい!
とひとを責め始める思考回路が
動き始めました。



はしのんさんは

自分の罪を認めると
さらに罪深くなるのが怖くて

その罪を人になすりつけ始める

と説明してくださいました。



あなたのせいで!
をたくさん発動。

迷惑をかける人に認定したのは母と夫。



あなたの育て方で
こんなわたしになってしまったと
心の中で母を責め、

あなたが理解してくれていたら
今こんな状況に陥っていなかったのにと
夫を責めました。


酷い奴です。

やつあたりなのです。


ただ、
自分を守るためには
そうするしかなかったのだと
今ならわかります。


もともと
自分が持ってしまった
"役に立たない罪人のわたし"
という罪悪感が

家族を巻き込んで
責めて責められるの
自作自演の
壮大なドラマを作り出していただけ。

人生を賭けての大コントです。




罪悪感の目的は

人生を進めなくするのと、

自分の視線を
未来をみるべき方向からそらさせること。
 
とはしのんさん。


気付いたら

その手には乗らないぞ!

と言って、
罪悪感と私を切り離して見てみる。


そして、
その根源の
小さい時に持った価値観や
べきやねばを緩めてみる。


誰かを笑顔にしたくて
それが出来ずに持った罪悪感なら
その愛を見てみる。


そんな罪悪感の扱い方も
教えてくださいました。




はしのんさんは最後に

「罪悪感を手放してほしいのは、
 やりたい人生をやってほしいから。
 役に立とうとしてきた人は
 今度は愛を受け取って
 愛を循環させる
 人生にして欲しいと思います」

と話してくださいました。




生きている限り
ゼロにはならない罪悪感。

でも、
この仕組みを知って
罪悪感に翻弄されずに生きられたら

今とは違う明るい未来が見えてくる。


そう感じることができた
最終回のココケンでした。




はしのんさんの
ココロのしくみ研究室ココケンは
今の形では今回が最終回。

ただ、
リニューアルした講座を
今後展開させていかれるそうです。

3月にはお花見も開催予定とのこと。


興味がある方は