こんにちは。
心屋&終活カウンセラーのSORAです。



の続き。

母亡き後遺された
80歳を超える父とわたしのお話です。



父の生活サポートや
通いの介護を6年
そして
実家に戻っての在宅介護1年。

母が死ねないと言っていた1番の理由。
それは
無口でちょっと頑固な父のことでした。


病気はあれど、
まだ体は元気な独居の父に
最初に覚えてもらったのは
炊飯器の使い方でした。

新しいことを覚えるのが
だんだん苦手になる年代。

それまでにしてきたことのない家事を
覚えてもらうのには
かなりの苦労を伴いました。



炊飯器の炊飯以外のボタンを押して
ご飯が炊けなくなる。
取り消しボタンがわからない(泣)

テレビのリモコンも
うっかりCSボタンとかを触って
見れなくなる。

その度に
ご飯が炊けない
テレビが見れない
連絡が入りました。


近所の方に来てもらうのは嫌と言う(ーー;)

実家まで片道1時間半かかっても
来てくれるのを待つと言う父。


生活そのものを全面サポートする。

そんな日々が続きました。




父は昭和ひと桁世代。

親は子どもが看るもの。
当然と思っていたところもあり、
そして
元々感情を言葉にすることのない無口な人。
感謝を示すことはありませんでした。

他人には頼りたくない。

そんな人柄や価値観の違いも
悩みの元になりました。



当時、
しんどかった胸中を知人に話した時、

嫌なら看なくてもいいんじゃない?

との返事をもらったこともありました。


そんな考え方もあるんだー
と思った反面

でも、そうは言っても…
という気持ちもありました。


嫌なら介護しない
それも正論です。


本当に無理なら
親が嫌がろうとも
ヘルパーさんをお願いすることも
できるかもしれません。

毎食、
お弁当を届けてもらうサービスもある。


でも、それらをお願いしても
母がいる時のように
全て上げ膳据え膳というわけにはいきません

足りない部分で
本人ができないことは

目をつぶって我慢するか
誰かに頼るしかありません。


それを選ぶのは親の問題。



ただ当時のわたしは、

嫌なことはしなくていい

そうは言っても

頼ってくる親を
それが当然と思っている親を
切り捨てていいのか?


どちらにも踏み切れないままでいました。



はっきりと意思表示することが出来ず、
覚悟の無い自分を責め、

時間に余裕のない生活は苛立ちに繋がり、

そのイライラを
父にぶつけたこともありました。







親は子どもが看るもの。

そういう価値観の親は
少なくなっているかも知れません。


ただ、
何かあれば
子どもを頼らざるを得ない。
兄弟、親戚を頼らざるを得ない。

それが現実。


そんな時
介護される人は
何を考えておけばいいのか。

介護する人は
どう向き合えばいいのか。


2025年
高齢者の数は
過去最高になり、
それは2040年まで続くと言われています。

介護スタッフの求人倍率は3倍を超える
担い手不足の状態。



自分の身に振り返って来た時
どう考えたらいい?

正解のない話だけれど、
そんな中
少しでも楽になるコツを
お伝えして、

ともに語れる場を作っていけたらと
考えています。


そんな場のひとつがこちらです。
まず、死ぬことを
自分事として考えてみる場。

3人の心屋カウンセラーとともに
生き方を見つめてみませんか?

第9回
おしゃべりサロン神戸

新年そうそう死んでみる?
いっぺん死んでみる
〜今を生きるためのWS〜


1月25日(土)
13:30〜16:30

神戸JR三ノ宮駅徒歩5分の会議室


上原暢子先生が始められた
いっぺん死んでみるWS

暢子先生のWSを
認定講師 SORAが
そのままお伝えします

いっぺん死んでみて
今の生き方がわかります

ワークそして
死の捉え方もお勉強します

生き方を見つめたい方
そろそろ親の介護が気になる方

大切なことを
学べる場所です

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募集人数 5名 →4名

受講料 1万円


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