仲良しの奴らとバンドやるのも一興だが、おれはどこまでDEATHROLLというものをレベルアップできるかに挑戦している節があるため、自分よりレベルの高い、余計な馴れ合いをしていない人をサポートメンバーとして起用している。
特にドラムの塚本氏は日本でもトップクラスに好きなドラマーでもあり、尊敬しているが故にこうして新曲の仕込みでもよく色々教えてもらっている。
尊敬している人の教えであれば素直に受け入れることができるし、逆に受け入れることができないのであれば、それは自分のレベルの低さがあらわれている。
おれは基本的に実力主義の考え方をしているため、知識や経験がないものの意見は基本ほとんど聞いていない。
いろんな人の意見を間に受けていられるほどおれは器用じゃない。
憶測でものを言われても何もおれの心に響かない
割と人によっては、すげえキツイと感じることをおれはたぶんバンドの仕事をする上で最近言われていると思う。
確かに一時的に凹んだりはするが、冷静に考えれば、確かにおれがおかしいだけだなとすぐ立ち直れる。
不思議と考え方を変えるだけで幅広い仕事に対応できるようになる。
バンドにおいても例外ではない。
だから、キツく言ってきた人も実力のある人であれば、だいたいおれは今その人を憎んでいない。
それどころか好意的にみている。
逆にいうと、理屈に沿わない怠惰な考え方で無能な人はいくら甘いことを言ってこようがだいたいすごく嫌っている。