全国各地で無事に「金環日食」を鑑賞することができた模様だが
今使い終わった日食グラスをすぐにまた使う機会が訪れる。
一生に一、二度しか見られない天体現象が6月6日に予定されており
これは何と138年ぶりの貴重な天体ショーらしい。
それは、金星の太陽面通過(日面経過)と言われ
金星が太陽の前を通過して、その影が太陽の表面を時間と共に
移動して行くという現象だそうだ。
晴れていれば、朝から昼過ぎにかけてほぼ日本全国で
観察することができるという。
実のところこの現象は、2004年の6月8日にも見ることができた
のだが、その時は金星が太陽の前を通過している時に日が沈んで
しまって見ることができなかったらしい。
完全に見ることができるのは、1874年以来ということで
次に観測が可能なのは2117年と105年後になってしまい
ほぼ大部分の人は最初で最後のチャンスだろう。
国立天文台は、使い終わった「日食グラス」を捨てないように
呼びかけているという。