★2020年3月2日(月)に掲載したブログのアップデート版です★
西武ライオンズ カルビープロ野球チップスカード【通算202枚目】
カルビー1983年 No.228(表面)
カルビー1983年 No.228(裏面)
★2018年9月6日に掲載したブログのアップデート版です★
昭和56年度(1981年)タカラプロ野球カード
名取和彦の西武ユニフォーム写真の野球カードは、私が知る限りこの1枚のみです。
【アマチュア時代】
甲府商業高卒業後、明治大学へ進学。
東京六大学野球リーグでは、4年次に春季、秋季リーグ連続優勝に貢献。
チームは全日本大学野球選手権大会ベスト4、明治神宮野球大会優勝を果たした。
明大卒業後、日産自動車へ入社し1979年の都市対抗では2勝をあげた。
【プロ入り後】
1979年ドラフト会議で南海から1位指名を受け入団。
プロ入り1年目から30試合に登板、5勝をあげた。
プロ2年目となる1981年シーズン開幕直前にジム・タイロンとの交換トレードで西武へ移籍した。
ドラフト1位選手で、しかも新人の1年目から5勝をあげ将来が有望視されながらも、1シーズン限りでトレードで放出されるなんて事は、最近のプロ野球ではまず無いでしょうね。
この時の交換相手がタイロンだったということもあり、外国人選手とのトレード例もなかなか無い事例ですので、かなり異例のトレードだったということがわかります。
【1981年の名取和彦】
西武在籍:1年目(28歳)、背番号1
一軍成績:5試合、0勝 1敗 0セーブ、投球イニング16回、自責点13、防御率7.31、奪三振4
【イースタンリーグ成績】
投手成績:9試合、1勝 2敗 0セーブ、投球イニング29回1/3、自責点13、防御率4.03、奪三振6
打撃成績:9試合、9打数1安打、打率.111、0本塁打、2打点、0盗塁
4月8日対日本ハム戦で先発を任された。
この試合が西武移籍後初登板だった。
1回表に西武が5点を先制。
味方の大量援護を受けた名取も6回終了まで1失点と好投した。
しかし、7回裏に日本ハム打線に一挙5点を奪われ逆転を許し降板。
4月23日には古巣南海相手に先発起用されたが、5回までに3本塁打を浴び敗戦投手になった。
4月30日対日本ハム戦で3度目の先発を任されたが、初回から被2安打、2四球、1失点とピリッとせず、わずか1イニングで交代した。
6月25日対ロッテ戦は、約2か月ぶりの一軍登板となったが先発を任された。
しかし、初回から4失点するなど先発の役割を果たせず2回1/3イニングで降板。
結果的にこの試合が一軍での登板は最後となり、シーズンを終えた。