西武ライオンズタイムマシーン(第452回):40年前(1985年)のゴールデンウィーク① | はっきりいってライオンズびいきでした。~西武ライオンズの記憶~

はっきりいってライオンズびいきでした。~西武ライオンズの記憶~

1979年~2008年までの西武ライオンズを中心にプレイバック!
古き良き、そして青き「ライオンズブルー」の懐かしの選手や、思い出の名場面などを私が所有している当時の野球カードや記事などを紹介しながら振り返っていきます!

■40年前のゴールデンウィーク×西武ライオンズニュース①■

1985年(昭和60年)5月3日(金)

【渡辺トップ4勝、代役女房仲田との19歳バッテリーで完勝、西武首位再浮上】

 

○西武8-1日本ハム●

西武先発・渡辺久信投手は1回から7回まで毎回の8四死球を与えながらも打たれた安打はたった2本。

荒れ球が逆に功を奏し日本ハム打線に的を絞らせなかった。

8回に一発を打たれ完封を逃すも1失点完投でハーラートップに立つ4勝目。

 

そして、この試合で女房役として渡辺を支えたのが、同期生の仲田秀司捕手。

右膝打撲の伊東勤に代わって初めてスタメンでマスクをかぶった。

渡辺は仲田のサインに3、4球首を振ったが、それ以外は仲田のリードにまかせて投げた。

試合後渡辺は「たぶん仲田が相手でリラックスできたからでしょう」とたたえた。

同年の仲田とはウマが合い、よく連れ立って食事に出かける仲。

息の合った19歳バッテリーが西武を6日ぶりの首位に引き上げた。

(西武球場:観衆4万2千人)

 

【写真】試合後お立ち台に上がった渡辺と仲田の19歳バッテリーはスタンドのファンからの声援に応える。

 

※昭和60年(1985年)5月4日(土)付 報知新聞より一部抜粋