■40年前のゴールデンウィーク×西武ライオンズニュース①■
1985年(昭和60年)5月3日(金)
【渡辺トップ4勝、代役女房仲田との19歳バッテリーで完勝、西武首位再浮上】
○西武8-1日本ハム●
西武先発・渡辺久信投手は1回から7回まで毎回の8四死球を与えながらも打たれた安打はたった2本。
荒れ球が逆に功を奏し日本ハム打線に的を絞らせなかった。
8回に一発を打たれ完封を逃すも1失点完投でハーラートップに立つ4勝目。
そして、この試合で女房役として渡辺を支えたのが、同期生の仲田秀司捕手。
右膝打撲の伊東勤に代わって初めてスタメンでマスクをかぶった。
渡辺は仲田のサインに3、4球首を振ったが、それ以外は仲田のリードにまかせて投げた。
試合後渡辺は「たぶん仲田が相手でリラックスできたからでしょう」とたたえた。
同年の仲田とはウマが合い、よく連れ立って食事に出かける仲。
息の合った19歳バッテリーが西武を6日ぶりの首位に引き上げた。
(西武球場:観衆4万2千人)
【写真】試合後お立ち台に上がった渡辺と仲田の19歳バッテリーはスタンドのファンからの声援に応える。
※昭和60年(1985年)5月4日(土)付 報知新聞より一部抜粋