【追悼】北別府学氏 対西武ライオンズ激闘譜① | はっきりいってライオンズびいきでした。~西武ライオンズの記憶~

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1979年~2008年までの西武ライオンズを中心にプレイバック!
古き良き、そして青き「ライオンズブルー」の懐かしの選手や、思い出の名場面などを私が所有している当時の野球カードや記事などを紹介しながら振り返っていきます!

杉下氏の訃報と同じ日に広島東洋カープのエースだった北別府学氏の訃報がありました。
65歳という若さでの逝去は残念でなりません。

1980年代後半から1990年代前半は私にとってのプロ野球全盛期であり、北別府氏はそのドンピシャな時期に活躍を見ていた投手の1人でした。
とにかくコントロール抜群のイメージがあり、私も野球をやっていた頃は、コントロールが安定するよう投球フォームを参考にして真似をしてみた事もあります。
もちろん北別府氏のように上手くはいきませんでしたが、参考にしたおかげ?なのか私はコントロールは良い方だったと思います(笑)。

さて、私が所有しているに西武ライオンズ関連の資料から北別府投手に関する記事が無いか探してみました。


これが意外や意外!西武が北別府投手と対戦した試合は記憶に残るような好試合が多かった事にあらためて気が付きました。
 

今回は主なものをいくつか簡単に紹介しておきます。
各詳細については、いつかブログで書くと思います。


【激闘①】

1986年10月18日 日本シリーズ第1戦
△西武2-2広島△
(延長14回:時間切れ引分)

 

第1戦から延長14回の激闘。
日本シリーズ史上、唯一第8戦までもつれこむきっかけとなった最初の試合。

 

【北別府成績】
先発、8イニング2失点(自責点2)、奪三振0
※2回:無死満塁から伊東の遊ゴロ併殺打の間に1失点。
※4回:伊東勤のスクイズで2失点目。

 

1986年日本シリーズ第1戦:ブコビッチをファーストゴロに打ち取る北別府。

 

【激闘②】

1986年10月23日 日本シリーズ 第5戦
○西武2X-1広島●
(延長12回:西武サヨナラ勝ち)


西武が投手・工藤公康のサヨナラタイムリーでシリーズ初白星。
3連敗から奇跡の4連勝大逆転日本一への始まり。


【北別府成績】
先発、11回1/3イニング1失点(自責点2)、奪三振6
敗戦投手
※3回:石毛宏典のタイムリー安打で1失点。
※12回:先頭の辻発彦に四球→伊東勤犠打で降板。
替わった直後に津田恒美が工藤公康にサヨナラタイムリーを浴び、北別府が敗戦投手に。



1986年日本シリーズ第5戦:金森を三振に打ち取る北別府。


北別府降板直後に工藤が津田からサヨナラタイムリーを放つ。

北別府続投だったら工藤は安打を打つことができたのか…。タラレバですが。

【激闘③(番外編)】

1988年プロ野球トーナメント準決勝
○西武2-0広島●

 

東京ドーム開場1年目に行われた12球団トーナメント(オープン戦扱い)。
その準決勝で郭泰源がノーヒットノーランを達成した試合。



 

【北別府成績】
先発、詳細不明

※2回に辻発彦に先制タイムリーを許し敗戦投手になっています。

 

つづく…。