西武ライオンズタイムマシーン(第395回):1980年 金城致勲 | はっきりいってライオンズびいきでした。~西武ライオンズの記憶~

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(1980年西武ファンブックより)

キャンプでは、自分からすすんで守備の特訓を申し出るほどの意欲ぶりを発揮。
投手から内野手に転向して3年目を迎え、自分でも今年が勝負と考えているようだ。
パンチ力があるだけに、大型内野手として成長したい。

 

【1980年の金城致勲】
西武在籍:2年目(26歳)、背番号38
成績:一軍出場無し

 

(イースタンリーグ成績)
打撃成績:62試合、173打数43安打、打率.249、6本塁打、19打点、4盗塁

内野手に転向3年目で勝負の年でもあった1980年は、開幕から二軍生活が続いた。
イースタンリーグの試合では、主に二塁手(41試合出場)での起用も、一塁手(16試合出場)、三塁手(24試合出場)、遊撃手(8試合出場)とチームで唯一内野の全ポジションでの出場機会があった。
更に外野手としても1試合出場するなど複数のポジションを守れる利便性を備えていた。
しかし、課題でもあった打撃面で特にアピールとなる成績を残せず、一軍昇格できないままシーズンを終えた。
この年のオフにロッテオリオンズへ無償トレードで移籍が決定し西武を去った。
ロッテ移籍後は、1981年~1982年の2シーズンとも一軍での出場機会が無いまま1982年限りで引退した。

 

【1980年当時の記事写真とコメント】

ボールに体ごとぶつかるファイトあふれるプレー

投手として入団して、野手に転向した。
三塁をダンカンと争っているが、ノックの雨に倒れてもすぐに立ち向かうファイトはガッツある。
大型内野手として期待されている。

 

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