西武ライオンズタイムマシーン(第372回):1980年 山中重信 | はっきりいってライオンズびいきでした。~西武ライオンズの記憶~

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(1980年西武ファンブックより)

内野から捕手にコンバートされたが、頭角をあらわすチャンス。
もともと捕手だっただけにキャッチングは文句ない。
コンスタントに打てるようになるのが課題。

 

【1980年の山中重信】
西武在籍:2年目(21歳)、背番号58
成績:一軍出場無し

 

(イースタンリーグ成績)
成績:63試合 203打数72安打、打率.355、8本塁打、33打点、7盗塁

1980年は、プロ3年目のシーズンも一軍での出場機会は無かった。
山中は前年に捕手から内野手へコンバートされていたが、シーズン前に再び捕手登録へ戻した。
実際にはイースタンリーグの試合では、捕手としての出場は10試合のみで一塁手として30試合、外野手として28試合出場していた。
一方の打撃では頭角を現し始め、打率.355の成績を残して首位打者を獲得した。
また、6月16日対大洋戦では9回無死からサヨナラ満塁本塁打を放った試合もあった。

 

【1980年当時の記事写真とコメント】

得意の打撃を生かしてレギュラーポジションの獲得

内野、捕手とどこでもこなせる器用さが売りもの。
今シーズンは本来のポジションだった捕手に戻り、心機一転レギュラーの座をめざしている。
足でかき回す打者になるのが目標。

 

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