水島新司先生が引退を発表。「ドカベン」と「西武」と「私」 | はっきりいってライオンズびいきでした。~西武ライオンズの記憶~

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1979年~2008年までの西武ライオンズを中心にプレイバック!
古き良き、そして青き「ライオンズブルー」の懐かしの選手や、思い出の名場面などを私が所有している当時の野球カードや記事などを紹介しながら振り返っていきます!

水島新司先生が12月1日をもって漫画家を引退すると発表されました。
水島先生は、63年間という長き漫画家生活の中で、数々の野球漫画を世に出すことで野球界の発展にも大きく貢献されました。

 

私も水島作品の代表作のひとつ「ドカベン」にハマった一人でした。
私はアニメ版が最初の出会いでしたが、このアニメの影響で高校野球も大好きになりました。

ここで「ドカベン」を振り返ったら本当に長くなってしまいますので、私にとっての一番の「ドカベン」名シーンを。

 

山田太郎らが2年生の夏、甲子園大会の2回戦の対弁慶高校戦。
前年夏、春と甲子園で連覇をしていた常勝・明訓高校が1-2と弁慶高校にリードされ迎えた9回表の最後の攻撃。
1死後、打席には打順9番のエースの里中。
この試合弁慶高校・義経投手に見下されたかのように翻弄され全くいいところが無かった里中は、この打席にその悔しさの全てをぶつけようと心して打席に立ちましたが、2ストライクに追い込まれた後、最後はど真ん中のストレートにバットが出ず見送りの三振に打ち取られ、里中が悔しがった場面。
そして、明訓高校がいよいよ9回2死の崖っぷちまで追い込まれ、この試合の打順は1番に入っていた山田太郎を打席に迎えると、ラッキーゾーンまで開放して詰めかけた入場観客数6万人による一斉の「山田」コール。
その大コールの中、初球を右翼席へ同点ホームランを放ち球場全体、明訓ベンチ、そしてテレビやラジオで試合の行方を見守っていたライバルたちが、その山田のホームランに歓喜して沸くシーン。
漫画とは思えない緊張感が伝わってきました。
この試合の9回裏のサヨナラ負けの場面を名シーンとしてあげるファンも多いかと思いますが、私の中ではこの9回表の明訓高校が追い詰められ、山田のホームランで土壇場に同点に追い付いたシーンが最も好きですね。
(※私の記憶だけを頼りに思い出して書きましたのでもしかしたら若干シュチュエーションが違っている可能性があります。)


さて、あらてめて本ブログは西武ライオンズに特化したブログです。
そうドカベンファンなら既にお察しかと思いますが、主人公・山田太郎は明訓高校卒業後に西武に入団し活躍しました。
「ドカベン・プロ野球編」の中では、当時実在した西武の選手たちや他球団の選手たちも登場し、水島新司オリジナルキャラたちとの掛け合いもあります。
そのプロ野球編に西武ライオンズの選手として登場したオリジナルキャラクターを野球カードと共に紹介しておきます。



BBM1999年西武ライオンズセット No.SL29

BBM1999年西武ライオンズセット No.SL29(裏面)

 

EPOCH2002年ドカベンプロ野球 No.009

 

EPOCH2002年ドカベンプロ野球 No.009(裏面)

 

EPOCH2002年ドカベンプロ野球 No.017

 

EPOCH2002年ドカベンプロ野球 No.017(裏面)

 

EPOCH2002年ドカベンプロ野球 No.024

 

EPOCH2002年ドカベンプロ野球 No.024(裏面)

 

私はドカベンシリーズの「高校野球編」は、通常コミックス版と豪華版ともに揃えています。
続編の「大甲子園」と「プロ野球編」もすべて揃えました。
しかし「スーパースターズ編」の20巻あたりで挫折して、以降はまだ未入手です。
これを機にその続きも全巻揃えてあらためて最初から読んでみようかとも考えています。
コロナ禍を家で過ごすにはもってこいの長編シリーズだと思います。

EPOCH2002年ドカベンプロ野球 No.042

私の好きなお気に入りの1枚です。