【1986年の辻発彦】
西武在籍:3年目(28歳)、背番号5
成績:130試合、126安打、打率.296、7本塁打、57打点、35盗塁
1986年は、二塁手として全試合に出場し、ゴールデングラブ賞とベストナインを初受賞した。
打撃では、打率は3割近い.296を残し、9番打者としては十分な数字を残した。
走塁でも35個の盗塁を記録した。一方15個の盗塁失敗はリーグ最多だった。
守備では、本職の二塁手として.990の高守備率を誇った。
この年、2試合遊撃を守ったが、慣れないポジションだった為か、4回の守備機会で1失策を記録した。
翌年以降、引退するまでの13年間で遊撃を守ることは一度も無かった。
オールスターゲームは監督推薦で初出場を果たした。
第3戦で8番・二塁手で出場し初安打を放ったが、初失策も記録した。
日本シリーズは、全8試合に出場。
第3戦の2回に先制タイムリーを放った以外は目立った活躍はなく、打率.219と奮わなかった。
昭和61年度(1986年)タカラプロ野球カード