西武ライオンズタイムマシーン(第153回):1986年 小野和幸 | はっきりいってライオンズびいきでした。~西武ライオンズの記憶~

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【1986年の小野和幸】
西武在籍:6年目(24歳)、背番号13
成績:20試合 6勝 5敗 0セーブ 防御率4.53

 

1986年は、4月9日の日本ハム戦で初勝利をあげると、先発ローテーションの一員となり、前半戦は無傷の5連勝をあげる活躍。
その活躍が評価されオールスターゲームにも初出場した。
オールスターゲームでは、第1戦の7回に3番手投手として登板。0回2/3を投げ打者4人に対して被2安打1失点。
第3戦の9回にも5番手投手として登板。9回は無失点に抑えるも延長10回裏に巨人吉村にサヨナラ2ランホームランを浴び敗戦投手となった。
初のオールスターゲーム出場は苦い結果となった。


後半戦の最初の登板となった7月27日の南海戦で初黒星を喫するとズルズルとそのまま5連敗した。
最終的に自己最多となる6勝をあげたものの、前半戦(5勝0敗)と後半戦(1勝5敗)で大きく明暗を分けたシーズンであった。

 

日本シリーズでの登板機会はなかった。
記録上は、1試合の出場になっているが、これは第2戦に広島の先発投手が予想できなかった為、偵察メンバーとして二番・中堅手で先発出場として名を連ねたもの。
広島先発投手が左腕の大野豊と発表され、試合開始直後の1回表の攻撃で小野に西岡良洋を代打で送る形で交代している。

 

昭和61年度(1986年)タカラプロ野球カード