【1991年の鈴木健】
西武在籍:4年目、背番号8
成績:39試合、18安打、打率.286、本塁打1、打点10、盗塁1
1991年は、イースタン・リーグで192打数77安打を放ち、打率.401を記録。2年連続で首位打者に輝く。
一軍では、6月9日対オリックス12回戦(グリーンスタジアム神戸)で、2回表に星野伸之からプロ入り初打点をあげる。
清原、秋山が不在だった7月31日のロッテ戦では、3番を任され3安打した。
9月23日対近鉄26回戦(西武球場)で、9回裏に伊東勤の代打として出場、山崎慎太郎から右越2ランを放ちプロ入り初本塁打を記録。
この試合は近鉄との首位攻防戦で、もし西武が負けていたら2位近鉄に0.5差と迫られていただけに、この初本塁打は敗戦目前の9回に放った値千金の同点弾となった。
チームはこの試合を勝ちに等しい引き分けに持ち込み、その後の優勝争いを有利にした。
1991年 タカラプロ野球カード
BBM1991年 No.51
BBM1991年日本シリーズ No.S19
日本シリーズは、第4戦で広島・佐々岡に8回一死までノーヒットに封じられていた西武の初ヒットを左前打に放った。
第6戦、第7戦は、7番・三塁手で先発起用され、第7戦では佐々岡から2安打を放ち、1991年日本シリーズで放った全3安打は同投手から打ったものだった。
鈴木健
西武在籍期間:1988 - 2002年(15年)
西武通算成績:1281試合、1081安打、打率.275、147本塁打、打点601、盗塁12
1987年度ドラフト会議にて西武から1位指名を受けて入団。
1990年にイースタン・リーグで首位打者を獲得。
1991年には、打率.401を記録し2年連続でイースタン・リーグの首位打者に輝く。
1997年に最高出塁率のタイトルを獲得。
2002年オフに金銭トレードでヤクルトへ移籍。
2003年にカムバック賞を受賞。
2007年限りで現役引退。