【2006年のギッセル】
西武在籍:1年目、背番号34
成績:18試合 6勝 4敗 0セーブ 防御率3.96
メジャー昇格はその1年のみで未勝利で終わったが、マイナーでは10年間で73勝をマークしていた。
196cmの長身から投げ下ろすボールは角度があり、威力のあるストレートにスライダーなどの多彩な変化球を制球良く操り、軽快な投球テンポで投げ込んでくるのが特徴で、先発の一員として期待され西武に入団。
2006年は、オープン戦の不調により開幕をファームで迎えたが、5月にチームの投手陣不調を受けて一軍に昇格。
5月24日対中日2回戦(ナゴヤドーム)で来日初登板し、7回3安打2失点、10奪三振と好投し初勝利を記録。
しかも、この試合では3回表の初打席で放った中前安打を含む2安打とバットでも活躍した。
以降先発ローテーションに定着し6月25日対ロッテ8回戦(長野オリンピックスタジアム)で、9回6安打2失点の来日初完投勝利をあげ、その後も7月9日の対日本ハム戦まで無傷の5連勝をマーク。
外国人投手の初登板からの5連勝は実に53年ぶりの快進撃であった。
一気に評価が上昇し後半戦の開幕投手に指名されるなどしたが、その後は失速してしまい6勝4敗で一年目を終えた。
BBM2006年球団発行カード
BBM2006年1st No.82
BBM2006年2nd No.730
BBM2006年西武 No.L017
BBM2006年西武「爽」 No.10
ギッセル
西武在籍期間:2006 - 2007年(2年)
西武通算成績:32試合 7勝13敗 0セーブ 防御率4.47
1996年のMLBドラフト4巡目でシカゴ・カブスに指名され2004年メジャーデビュー。
2006年に西武に入団。
2007年限りで西武を退団。