Twitterで呟いた漫画ネタ/2022年5月~8月〈前編〉
今回は、2022年5月12日~8月11日の3ヶ月の間にTwitter上で呟いた漫画に関するツイートの纏めとなります。これまでずっと漫画の感想をたくさん呟く事を目標にしていながらも、スランプで文章が書けなかったり、他の企画に時間や労力を奪われるといった状況が続き、なかなか目的が果たせずにいたのですが、今回は(流石に「たくさん」と言える程ではないにせよ)期間中に全17作品(20冊分)の感想を呟く事が出来たので、ようやくまあまあな結果を出す事が出来たのではないかと思っている次第です。 それと共に、本来なら翌月には集計を終わらせて発表し終えていなければならなかった「3月に購入した漫画」と「4月に購入した漫画」、及びその後も遅れ気味となっていた「5月に購入した漫画」と「6月に購入した漫画」の纏めツイートを全て7月中に終わらせ、「7月に購入した漫画」の纏めも8月初頭には予定通り終わらせられた事で、これ等月一の決まり事をこれ以上先送りにせずに済んだと、ホッと胸を撫で下ろしている所でもあります。(上の画像はこの期間中に使用していたプロフィール画像で、2022年5月18日から8月14日まで使用していた物) 今回は呟く回数が多かった分、画像枚数と文章量も多く、文字数制限を超えてしまって1つの記事内に全て収め切る事が出来なかった為、2つに分割して紹介させて頂く事にしました。実は画像と文章を全て左寄せにした上で、文章を一部削りスタンプを無くせば、ギリギリ何とか1つの記事に収める事も出来たのですが、やはりどうしても文章を削ったり、中央寄せを止めて左寄せにするといった、意に反する行動を取る事に抵抗を感じて、スッキリしなかったものですから…。どうか御了承下さい。 前半戦となる今回は、2022年5月12日~7月8日までの1ヶ月と27日の間に呟いた内容となります。【2022年5月14日】「ゾンビに囲まれて学校で二人きりアンソロジー」 三色網戸。 空木あんぐ 片桐兼春 あらと安里 もっつぉ 双葉ますみ イシマリユウヤ 佐藤夕子 犬飼りっぽ KADOKAWA 電撃コミックスNEXT 2022年3月26日初版発行 定価:本体900円(税別) タイトル通り世界的ゾンビパニック禍の中、たった2人だけで学校に取り残されてしまったという、かなり限定的な設定で描かれた9本の作品を収録したアンソロジーコミック。2人の関係性重視で、全体的にホラー色は薄め。大半は百合物だが、男女間の恋愛物もあり、ギャグ特化や悲劇的な結末を迎える物等、作品の傾向は様々。ゾンビ漫画ファン・百合漫画ファンなら、何かしら好みに合う物が見付かるのではないかと思う。自分は全作割と好きかも。【2022年5月14日】「俺のみ無敵!ゾンビがパンデミックした終末アンソロジーコミック」 Akito オンディ/といね まもウィリアムズ 師走ほりお Sake缶 坂本カフカ 発行所:一迅社 発売元:講談社 REX COMICS 2022年3月5日初版発行 定価:本体770円+税 世界的ゾンビパニック禍の中、唯一ゾンビへの対抗手段を持つ主人公を描いた5本の作品を収録したアンソロジーコミック。一時期ネット上でよく広告を見掛けた「ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない」が企画の下敷きになっている事は間違い無く、せっかくのチート能力を、自身の欲望を満たす事にしか使おうとしない主人公のクズさ具合には受け入れ難い物がある事は事実だが、倫理観が崩壊した世界に於いて、そういう自分の事しか考えない奴程生き延びる可能性が高いというのは、ある意味真理だと言えるかも知れない。 読み切り故にページ数が限られている事や、対抗手段も世界を救える程の大仰な物ではなく、飽くまで自分周辺の個人レベルに留まっている所がむしろ良いとも言え、5本中3本を占める自己中心的でクズな主人公の行動も、短い読み切り作品を纏めたアンソロジーコミックだからこそ、「まぁ、こういう奴も居るだろうな」とばかりに、楽しむ事が出来るのではないかと思う。【2022年5月15日】 以前あるサイトで「ドラえもん」に関する記事が上がった際、「イキアタリバッタリサイキンメーカー」というひみつ道具についてコメント欄に書き込もうとした所、不適切と判断されて書き込む事が出来ず、言葉を変えたり色々試してみた結果、どうも「イキ」が駄目らしいという事が解った。又、同じ頃別のサイトでシリアルに関する記事が上がった際、「トッピンチョコ」について書き込もうとした所、同様に不適切と判断されて書き込む事が出来ず、こちらはどうやら「ンチ」が駄目らしいという事が解った。結局どちらも書き込まなかったが、少し不適切表現への反応が過敏過ぎるのではないかと思った出来事だった。【2022年5月16日】「ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット」❶ 【原作】ホークマン 【作画】メカルーツ マッグガーデン BLADE COMICS 2021年5月25日初版発行 定価671円(本体610円+税10%)「ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット」❷ 【原作】ホークマン 【作画】メカルーツ マッグガーデン BLADE COMICS 2022年3月9日初版発行 定価660円(本体600円+税10%) 猫に触れたり触れられたりすると自分も猫になってしまう、猫好きしか居ない世界での猫パンデミック!描かれている猫が可愛い、それだけで思わず顔が綻び、殆ど全コマ「笑える」か「可愛い」のどちらか(或いは両方)と言っても過言ではないと言えよう。例えがいちいち猫絡みだったり、どれだけ厄介でも猫をディスる様なセリフは一切吐かず、そもそも脅威ではあっても人類の「敵」などとは誰1人全く思ってすらいない。しかし自分が猫になってしまうと、もう猫を可愛がれなくなってしまうが故か、誰もが可愛い猫達の事をゾンビの如く恐れ、可愛さの余りつい手を出したり相手をしたくなってしまう誘惑に必死に耐えている姿が、余りに面白過ぎて笑いを堪えきれない。 皆猫好きであるが故に猫を傷付ける事は出来ず、追い払うのが精一杯であり、事実上撃退不可能である以上、全人類が猫化してしまう結末に到るのも時間の問題なのでは…と思っていたら、何とここまでは序章に過ぎず、むしろここからが本番であるとの事。人類の終焉が「地獄」ならぬ「天国」とは、ある意味終末物の理想的極致と言えるかも知れない。続きが楽しみな作品の筆頭格。【2022年5月20日】 今更ながらふと思った事。「まことちゃん」に出て来る松長製菓のマスコットキャラ・マッチョメマンの「マッチョメマッチョメ」という決めポーズ、あれはやはり志村けんの「イッチョメイッチョメ」(東村山音頭)が元ネタなのだろうか? 「マッチョ+イッチョメ=マッチョメ」と、辻褄も合っている様に思うのだが、「イッチョメイッチョメ」が流行したのが1976年、「まことちゃん」にマッチョメマンが登場したのが1978年の事であり、時期が少しズレている為、特定に到れないでいるのが何とも歯痒い所。 こちらはその他のイッチョメネタ。「名たんていカゲマン」第1巻収録「げんこうぬすまれる」、「元祖天才バカボン」30収録「かくれんぼ研究会の巻」より。【2022年5月21日/最近買った漫画】「まんがタイムオリジナル」2022 6月号「賭博堕天録カイジ 24億脱出編」17 福本伸行「ねこぱんち no.189 長ぐつ猫号」「猫が飼いたくて仕方ない人」3 おしどりさや「カッコウの許嫁」12 吉河美希「柊さんちの吸血事情」1 吉河美希 4月27日・5月6・16・17日に発売された新刊。この時点での買い逃しは残り30冊。(購入日5月16・21日)「夢のあもくん」 諸星大二郎 KADOKAWA 怪・幽COMICS 2022年3月30日初版発行 定価:本体1,300円(税別) 日常の中に潜む怪異…と言うよりは、もはや怪異そのものが日常化していると言っても過言ではない程に、不思議な出来事が起こり過ぎるこの町。「へび女」や「塀の穴」の様にオチでスパッと終わって、その後どうなったのかが知らされない小咄の様な話等、割とまったり読み進められるかと思い安心し切っていると、いきなり大勢の死者が出たりして驚かされるが、今回は夢の中の出来事が多かったり、サラリーマンからホラー小説家へ転向したお父さんが書いた小説の内容だという事が後から知らされるといった具合に、どれが(あもくん世界で)実際に起こった出来事で、どれが実際には起こっていない空想上の(又は夢の中の)出来事なのか、その境目は敢えてぼかしている様にも思われ、独特の不思議な読み味が心地良い。犬の顔に見える建物の影の口を閉じさせない様、物干し竿を持ち出すあもくんが本当に可愛い。【2022年5月27日/今日買った漫画】「上京生活録イチジョウ」4 福本伸行・萩原天晴・三好智樹・瀬戸義明「ぶらり釣り侍」❶ 田中つかさ「小倉アンのおいしい生活。」 渡邉ポポ 5月23・27日に発売された新刊。5月突入以降陥っている購入ペース低下状態が今後も暫く続きそうに思えた為、購入報告ツイートが減ってしまう分、感想ツイートを増やす事でカバーしていきたいと決意を新たに。この時点での買い逃しは残り31冊。【2022年5月29日】「上京生活録イチジョウ」 4 協力:福本伸行 原作:萩原天晴 漫画:三好智樹 瀬戸義明 講談社 モーニングKC 2022年5月23日第1刷発行 定価748円(本体680円+税10%) スマホにTwitter、switchや感染症対策による外出自粛等、明らかに現代が舞台であるにも関わらず、作品全体に漂うこの懐かしい雰囲気は一体何なのだろうか。雪が降らない土地で偶に降るとはしゃぎたくなる気持ちや、暇を持て余すと唐突に普段はやらない部屋の片付けを始めるといったあるあるネタに加え、いっぱしの何者かに成ろうとあがく若者時代特有の焦りと放漫さ等、時代が移り変わり多少小道具が入れ替わろうとも、大きく変化する事の無い大勢の「根っこにある部分」が赤裸々に描かれているからでもあるだろうし、単純に読者が皆未来の(「カイジ」世界での)一条の姿を知っているからというのもあるかも知れない。いずれにせよ「現代の話なのに何処か懐かしい」雰囲気を楽しむのが、この作品最大の醍醐味である事は間違い無さそうだ。酒に酔い涙ながらに「帝愛になんか入りたくない」と、帝愛の人間を前に毒づく所、本当に笑いました。【2022年5月29日】「小倉アンのおいしい生活。」 渡邉ポポ リイド社 torch COMICS 2022年6月2日初版第1刷発行 定価:770円本体700円⑩ サイダーを飲むだけで1話、布団を干すだけで1話…。埼玉に住む女子浪人生の、(一応ちゃんと勉強はしつつも)まったりのんびり過ごす日常。登場人物は両親と姉妹の4人のみ。裕福そうな家庭で家族仲も良く、ちょっとした工夫や発見で何気ない日常をより快適且つ楽しく過ごすという、令和版のサザエさんと言って良いかも知れない、正に理想的な生活だ。出て来る食べ物や飲み物が本当に美味しそう。不定期に発表された為、単行本発刊まで長い年月を要したらしく「1」と記載されていないのが気になる所だが、是非とも続刊に期待したい。【2022年6月2日】「本の虫ミミズクくん」 1 カラシユニコ 小学館 ビッグコミックス 2022年6月4日初版第1刷発行 定価715円(10%税込)本体650円 祖父の影響もあって読書大好きな主人公が、日々の生活上に於いて小学生が直面する等身大の難問に、読書経験を活かして、取るべき対応策や答えらしき物を導き出していく。それは友人との交友関係であったり、恋愛絡みであったり様々だが、必ずしも「現在直面している問題の答えが、偶々今読んでいる本の中に明確に書かれている」といった性質の物ではなく、飽くまで自身の経験の中から理解可能な範囲内で「近い答え」に辿り着こうと試みる感じだろうか。だからこそ一切嫌味を感じさせられる事無く、子供達が悩み考え抜く姿を微笑ましく(ある種安心しながら)見ていられるのだろうと思う。子供達は全員可愛く、大人達も皆良い人ばかり。特に担任の先生が、顔は濃いけど生徒達の事を良く見てくれている良い先生だ。弟にキツく、今の所マイナスポイントばかり稼いでいるお姉ちゃんをもう少し何とかしてあげて欲しい…。【2022年6月7日/最近買った漫画】「デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い」4 平方昌宏「釣りとごはんと、恋は凪」4 小池田マヤ「本の虫ミミズクくん」1 カラシユニコ「テツぼん」31 永松潔・高橋遠州「ONE PUNCH-MAN」26 ONE・村田雄介「彼岸島 48日後…」三十四 松本光司「きゅぽぽんぬ♡宇宙忍者カンパニー」1 ちょぼらうにょぽみ 5月2・13・30日・6月3・6・8日に発売された新刊。「きゅぽぽんぬ♡宇宙忍者カンパニー」1は、6月8日発売の物を1日早く入手。この時点での買い逃しは残り30冊。(購入日5月31日・6月3・7日)【2022年6月8日】「彼岸島 48日後…」 三十四 松本光司 講談社 ヤンマガKC 2022年6月6日第1刷発行 定価726円(本体660円+税10%) 凸様凹様を倒し特別区へ入った明達は、途中で出会したお手手野郎を案内役として捕え、最深部にて遂に豹丸と対峙する。連載時は「豹丸が自分で作った楽園を自分で壊しまくっている」などと突っ込まれたりもしていたが、豹丸も自身の攻撃力の高さはちゃんと自覚していて、戦いを避ける為一度は明達を見逃そうとしているし、労働者達の反乱や勝次が多くの吸血鬼を殺害していたりと、ここへ来る前の時点で既に楽園の崩壊は始まっていたと言え、その上で駆け付けた吸血鬼達とも楽園の再建を誓い合った事で、安心して敵の殲滅に集中すべく完全に戦闘モードに入ったと考えるのが妥当だと思う。せっかく助けた人間達もむざむざ大勢死んだりと、本当に容赦の無い展開だ。【2022年6月11日/最近買った漫画】「搾り取らないで、女商人さん!!」5 くつがえる「ゆめぐりっ!」3 いしいゆか「八男って、それはないでしょう!」11 楠本弘樹・Y.A・藤ちょこ「道産子ギャルはなまらめんこい」8 伊科田海「ジーニアース」3 押切蓮介「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」5 空えぐみ 5月6・12・23日・6月3・8・9日に発売された新刊。この時点での買い逃しは残り32冊。(購入日6月10・11日)【2022年6月15日/今日買った漫画】「つりコミック」2022 6月号「推しの肌が荒れた もぐこん作品集」 もぐこん「野湯ガール」2 麻生羽呂・吉田史朗「ねこぱんち no.190 星ふる猫号」「しーちゃんかあさん」 たかなししずえ「つりコミック」2022 7月号 5月12日・6月9・10・13日に発売された新刊。「推しの肌が荒れた もぐこん作品集」の、蛍光色の黄色い帯が凄く良く目立つ。この時点での買い逃しは残り28冊。【2022年6月18日/今日買った漫画】「よふかしのうた」(11) コトヤマ「ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと」11 VOLUME ELEVEN 麻生羽呂・高田康太郎「イセカイ・オブ・ザ・デッド ~コンビニ店員の俺が転生してゾンビと戦うってマジ!?~」Vol.02 春田優希「ジョジョの奇妙な冒険 クレイジー・Dの悪霊的失恋」❶ 上遠野浩平・カラスマタスク・荒木飛呂彦「ゾンビランドサガ外伝 ザ・ファースト・ゾンビィ」2 深川可純・広報広聴課ゾンビ係「悪の秘密結社ネコ」❸ ぱんだにあ「ねことも」 2022 8月号 6月16・17日に発売された新刊。この時点での買い逃しは残り30冊。【2022年6月19日】「ジョジョの奇妙な冒険 クレイジー・Dの悪霊的失恋」 ❶ 原作 上遠野浩平 漫画 カラスマタスク Original Concept 荒木飛呂彦 集英社 ジャンプコミックス 2022年6月22日第1刷発行 定価484円(10%税込)本体440円 本編第3部に登場したホルス神のスタンドを持つハヤブサ・ペット・ショップと同じ調教師に育成されたオウムの行方を追うホル・ホースは、漫画の予言に従いボインゴと共に日本のM県S市杜王町へ。そこで仗助と出会い、ボインゴとはぐれ、オウムのスタンドに攻撃される。時系列的には第4部直前だが、実質第3部の後日談的色合いが強い。第3部関連の人物達が、死後10年経つにも関わらず未だディオの呪縛に囚われ続けている事から真に解放され、晴れて次世代へ壮大なジョジョサーガの次章へのバトンを渡す事が物語の目的であろうか。仗助以外に第4部のスタンド使いが登場していない事からも本編との整合性に矛盾は無く、スピンオフ作品に抵抗のある(僕の様な)本編ファンにも満足のいく内容となっている。続きが楽しみ。【2022年6月20日/今日買った漫画】「ちょい釣りダンディ」3 阿鬼乱太「放課後ていぼう日誌」⑨ 小坂泰之「魔法の天使クリィミーマミ 不機嫌なお姫様」⑦ スタジオぴえろ・三月えみ「兄弟ゾンビ」2 外山竜耳「パタリロ!」〔104〕 魔夜峰央 全てツイート当日である6月20日に発売された最新刊。6月に入ってから購入ペースが上がると共に漫画の感想を呟くペースが下がり気味である事を反省し、一時的に感想ツイートを頑張ろうとしていた時期でもありました。この時点での買い逃しは残り30冊。【2022年6月21日】「イセカイ・オブ・ザ・デッド ~コンビニ店員の俺が転生してゾンビと戦うってマジ!?~」 Vol.02 春田優希 小学館 裏少年サンデーコミックス 2022年6月22日初版第1刷発行 定価715円(10%税込)本体650円 Vol.01時の感想で「異世界側の設定の作り込みが甘い」という様な事を(偉そうに)呟いたのですが、レベルの概念や街の成り立ち等の細かい設定を見るに、決して考え込まれていなかった訳ではなく、長期連載を見越して、物語の進行に合わせて世界観の広がりと共に少しずつ公開していく予定だったのかも知れません。個性的且つ魅力的な新キャラが続々と登場し、お酒以外のコンビニ用品も色々と役立ち始めて、これからという所で早期終了を迎えてしまった事は本当に残念。ただ、何巻分もの展開が1冊に凝縮された加速度的な展開の速さは、鳴り物入りで登場した新キャラが惜し気も無く次々に退場していく容赦の無さと共に、「ええっ!?」とばかりに驚かされつつも引き込まれる事請け合い。好きな異世界物作品の1つとなりました。【2022年6月27日/最近読んだ本】「発掘!歴史に埋もれたテレビCM 見たことのない昭和30年代」 高野光平 光文社 光文社新書 2019年7月30日初版第1刷発行 定価(本体860円+税) テレビ放送が始まって間も無い時代から高度成長期に掛けての、主に昭和30年代に放送されたTVCMの中から、(権利関係の問題から)ソフト化もされておらず、殆ど誰の記憶にも残っていないだろうと思われる特に珍しい物ばかりを集めた、誰でも知っている「あるあるネタ」を纏めた物とは対極に位置する趣旨の本。 コピー機やクーラーといったハイテク機器が意外に古い時代からあった事に驚かされる一方で、セロテープやポリバケツといった今では当たり前の様に身近にある日用品が、画期的な新商品として意外に新しい時代に登場したという事実にも驚かされる。こうした誰の記憶からも消え失せてしまった無名の映像からも、有名な物と同じ様に当時の時代背景を窺い知る事が出来、CMにも色々な試行錯誤の歴史があると共に、特定の時代に特定のフレーズや流行の傾向が見られる点は有名な物と何ら変わりは無いという事が良く解る。アニメや実写、海外向け日本製品のCMやアメリカ統治時代の沖縄のCM等、扱われている題材は幅広く、読者によっても各々注目すべき点は違ってくると思う。 当時の時代背景を知る上で、有名な物ばかりでなくこうした無名な物にも注目が集まり、研究材料として周知されるだけでなく、願わくば何時かソフト化されて、誰もが気軽に視聴出来る様になる切っ掛けの1つとなって欲しい1冊。(書籍内で画像を引用し紹介されているCMは、1954年(昭和29年)~1968年(昭和43年)までの物)【2022年6月30日/最近買った漫画】「トキワ荘青春日記+プラス+まんが道」 藤子不二雄Ⓐ「ハイスコアガール DASH」❸ 押切蓮介「ずぼら先輩とまじめちゃん」❷ 東385「RADIANT」16 Tony Valente 6月22・23・27・28日に発売された新刊。「トキワ荘青春日記+プラス+まんが道」のみ、漫画そのものではなく漫画関連書籍。この時点での買い逃しは残り33冊。(購入日6月27・30日)【2022年7月3日】「和田慎二傑作選 ブラッディ・ホラー」 和田慎二 秋田書店 2022年3月25日初版発行 定価:本体2500円+税 「恐怖の復活」・「喫水線」・「我が友フランケンシュタイン」シリーズ4本+メイキング・「化石」を収録した怪物系のホラー作品集。メイキングにて作者が言及している半魚人・ミイラ男・フランケンシュタインが登場する作品が1冊に纏められている他、「スケバン刑事」のリメイク・続編・スピンオフをそれぞれ手掛ける作家へのインタビューとトリビュートイラストを掲載。「スケバン刑事」新装版及び関連作品が2022年4月以降続々刊行される事への予告も兼ねた1冊となっている。 ゾンビ物が流行する以前、人間の死体から生まれた(又は造られた)モンスターと言えばフランケンシュタイン(の怪物)とミイラ男だった。人の姿をしていながら人でなく、勝手に造られ蘇らされ恐れられて、居場所も無く愛する人ももう居ない、悲しみを帯びたモンスター。「恐怖の復活」と「我が友フランケンシュタイン」シリーズが1冊で読めるのは良いが、値が張る為気軽には奨めにくいのが難点。【2022年7月6日/2022年3月に購入した漫画】 整理に手間取り、纏めるのが大幅に遅れてしまいました。2022年3月に購入した漫画は新刊52冊・古本16冊の計68冊。1枚目の画像は購入した本全68冊、2枚目は古本16冊のみ抜き出して撮影した物。古本には、既に所有しているにも関わらずダブって購入した物も含まれており、それが3枚目の画像に写っている「サザエさん」三十九巻・四十巻の2冊となります。 2月の購入数が少なかった反動から、買い逃しの回収やチェック漏れ・衝動買い等も含めて購入数が一気に増え、必須ジャンルの猫漫画が8冊(4枚目の画像)・ホラー漫画(ホラーギャグ含む)も同じく8冊(5枚目の画像)あった他、釣り漫画5冊(6枚目の画像)・入浴漫画4冊(7枚目の画像)・4コマ漫画8冊(8枚目の画像)と、特定ジャンルへの傾倒傾向がクッキリ表れる結果になりました。 9枚目の画像は一時的に収集を再開した昭和時代の少女漫画ですが、上4冊が古本・下4冊が新刊で、「お父さんは心配症」が未だに版を重ねていて、新刊で買える事にビックリ。10枚目の画像もやはり一時的に再開した1980年前後の少年誌集めの結果で、今回はある特定の号を探す目的もあって、1979年発行の「週刊少年ジャンプ」ばかりとなっております。 1月以降買った本の整理を怠っていた事もあって、新刊は買い逃しの回収が遅れているにも関わらず新規に衝動買いを行ったり、古本は古本であれもこれもと買い漁っていると、何を調べる為に何を探しているのかといった目的をつい見失いがちになってしまう為、収拾が付かなくなり掛けている現状を反省し、4月以降は過去の購入物の整理を優先させるべく、意図的に新規購入数を減らしていく事になります。購入を予定している新刊の、3月終了時点での買い逃し冊数は22冊ありました。【2022年7月7日/今日買った漫画】「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王」5 三条陸・芝田優作「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 XROSS BLADE」3 天望良一「Mr.Clice」PART11 秋本治「キメツ学園!」2 帆上夏希・吾峠呼世晴「ゴルゴ13」205 さいとう・たかを「賭博堕天録カイジ 24億脱出編」18 福本伸行「きみとピコピコ」3 ゆずチリ「ババンババンバンバンパイア」VOL.2 奥嶋ひろまさ 7月4・5・6・7日に発売された新刊。この時点での買い逃しは残り35冊。【2022年7月8日/チャルメラ宮崎辛麺】 何時も買って食べている「チャルメラ 宮崎辛麺」が、近々公開される映画「ONE PIECE FILM RED」とのコラボパッケージになっており、事前情報を何も知らなかった為に驚いて即購入し画像をアップ。「RED」だから赤いパッケージの宮崎辛麺とのみコラボしたのかと思っていたら、後に「チャルメラ しょうゆ」や「チャルメラ バリカタ麺 豚骨」にもコラボパッケージが存在する事が判明し、見比べる為にそれ等も全て探して購入する事となります。 どちらかと言うと「ONE PIECE」とのコラボ商品であるという事よりも、むしろチャルメラおじさんの珍しいコスプレ姿の方に惹かれた面が大きく、ルフィやシャンクス等余りに面白過ぎるおじさんの姿が描かれた限定パッケージは、是非とも全種揃えて永久保存しなければなりません。