今回は、2024年2月12日~2024年5月11日の3ヶ月の間にX上で呟いた漫画に関するポストの纏めとなります。この時期の傾向として、漫画の感想が極端に少なかった事や、購入報告を数冊ずつではなく10冊以上纏めてする様になった為、そちらも普段より投稿回数がかなり少なくなった事、一方で画像枚数の多いネタ系の投稿が目立ち、穴埋めとなってくれた事等が挙げられます。
 漫画の感想は「実家の銭湯にスライムが棲みついてる件」1冊だけしか無く、感想より紹介メインの「少女俱樂部」昭和十四年六月號と「漫画常設館 ★カラー完全復刻版」を無理矢理含めても僅か3冊止まり。購入報告の方も計6件と少ない上に、1枚の画像毎のタイトル数が多い割には背表紙しか写っておらず、(平置きに並べた場合に比べ)見た目にも映えず今一つつまらなく思えてしまう。今回に限っては、感想や購入報告より紹介やネタ投稿の方に注目して頂けると嬉しく思います。
 上の2つの画像はこの期間中に使用していたプロフィール画像で、上からピグ画像を流用した「2024年3月7日から5月3日まで使用していた物」と、自作絵の「2024年5月3日から現在も使用している物」となっております。

 

【2024年2月19日・2月21日】-----------------------

「少女俱樂部」昭和十四年六月號
 大日本雄辯會講談社 (毎月一回一日發行) 昭和十四年六月一日發行 第十七卷第八號 定價五十錢 䢠料三錢

 この時代まだ漫画専門誌という物は無く、内容の大半は小説や時報等の読み物で、漫画のページはかなり少な目。日中戦争真っ只中の時代であり、少女雑誌と言えど記事・漫画共に軍事関連の内容が多く、時節柄女子キャラのおかっぱ率が非常に高い。以下収録作品をザッと紹介。

 

 連載小説「まァ子ちゃんのべからず日記」弘木丘太(作)・澤井一三郎(畫)
 委員を決める選挙にて、仲良しの友達より本当に相応しいと思った人を選んだまァ子ちゃん。「選挙を好き嫌いで決めるべからず、公平にせざるべからず」と日記に書き込む。

 

 漫画ブック「銃後のお手傳」佐次たかし
 大掃除のお手伝いを終えた家々に、目印の日の丸を立てて回る子供達。

 

 連載小説「心の王冠」菊池寛(作)・富永謙太郎(画)
 夏休みを前に学校を辞めて働かねばならなくなった町子。華族の令嬢で友人の美年子姫が、夏休みに別荘へ招待してくれるが…。続きが気になり過ぎる。

 

 連載漫畫「どりちゃんバンザイ」倉金良行
 戰地の親類に送る慰問のレコードを録音しに行ったどりちゃん一家。自宅用の物も吹き込んでおこうと子守歌を録音するが、歌が下手過ぎて…。

 

 連載漫畫「雪夫さんと七曜組」田河水泡
 畑を荒らす烏を捕まえる為、烏の餌にする魚を釣るお金ちゃん。この後雪夫が魚を受け取るも、結局烏退治は失敗に終わる。

 

 滑稽小説「親友カード」南達彦(作)・津田穰(畫)

 七人の友人達から貰ったお祝いの品を忘れない様にと紙に記した鏡子。しかしその紙を他の友人に拾われ、品物の名前がそのまま七人のあだ名として広まってしまう。

 

 「ドラえもん」第11巻収録「自動販売タイムマシン」に出て来たインクの広告を発見!「トイラ」ではなく「ライトインキ」というのが正式名称だったんですね。形も値段も同じ、正しく「ドラえもん」に描かれていた通りの品。数十年越しに実在を確認出来て感激!

 

 結構厚くて読みでがあります。別の號も是非集めて読んでみたい所なのですが、この號は偶々他の號より(傷みが激しい所為か)安かったから買えたものの、基本的にどの號も値段が高騰していて、おいそれとは手が出せないのが困り物。

 

【2024年2月25日/最近買った漫画】--------------------

「厭談夜話」1 夜馬裕・外本ケンセイ
「厭談夜話」2 夜馬裕・外本ケンセイ
「俺達ノ秘メ事」 潮見知佳
「まんがで!にゃんこ大戦争」13 萬屋不死身之介・ポノス株式会社
「ゴルゴ13」211 さいとう・たかを
「コトブキ荘の食卓」② 魚乃目三太
「不浄を拭うひと」❻ 沖田×華
「ヤニねこ」3 にゃんにゃんファクトリー
「僕が死ぬだけの百物語」7 的野アンジ 
「ねこぱんち no.210 猫の日神秘号」
「キジトラ猫の小梅さん」㉔ ほしのなつみ
「カッコウの許嫁」21 吉河美希
「カッコウの許嫁」21天野エリカコレクション『エリコレ』付き特装版 吉河美希
「よふかしのうた」(19) コトヤマ
「虫の皇女マユの旅」2 氷堂リョージ
「ここは鴨川ゲーム製作所」02 スケラッコ
「ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと」16 VOLUME SIXTEEN 麻生羽呂・高田康太郎
「ROUTE 33 ルートサーティスリー」vol.2 ランドルフ
「黄金バット 大正髑髏奇譚」2 神楽坂淳・山根和俊 
「役所の下にはゾンビが埋まっている」① 中野ユウスケ・伊崎元
「レトロゲ」❶ 日下一郎・本多創
「ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット」❺ ホークマン・メカルーツ
「ねこようかい きゅんっ」 ぱんだにあ
「ニセモノの錬金術師」2 杉浦次郎・うめ丸
「冒険者絶対殺すダンジョン」1 道満晴明
「マンガの神様、罰をお与えください!」① 甘栗めし子
「つりコミック」2024 3月号
「ねことも」2024年4月号

 2023年7月12日・11月10・16・28日・12月5日・2024年1月29・30日・2月6・9・13・16・17・19・20・22日に発売された新刊。始まって間も無い1・2巻目が多く、読むのが楽しみになるラインナップです。この時期超久し振りに普段の生活範囲圏外まで足を伸ばして実店舗で本を買って来ると共に、一度に4軒のオンライン書店から注文していた本が届いた事で、ほんの数日の間に合計28冊もの本を入手する結果となりました。書店からの帰りに雨に降られて少し焦ったものの、やはり直接手に取って本を買うのは良いものです。この時点での買い逃しは残り31冊。(購入日2月19・22・24日)

 

【2024年3月11日/最近買った漫画】--------------------

「玉森部長の妄想はとまらない」Volume.❶ タツワイプ
「玉森部長の妄想はとまらない」Volume.❷ タツワイプ
「玉森部長の妄想はとまらない」Volume.❸ タツワイプ
「はるかリセット」14 野上武志
「実家の銭湯にスライムが棲みついてる件」 *seef*
「気になってる人が男じゃなかった」VOL.2 新井すみこ
「ウマ娘 ピスピス☆スピスピ ゴルシちゃん」① 柴田直樹・Cygames
「ウマ娘 ピスピス☆スピスピ ゴルシちゃん①「アクリルスタンド付き」特装版」
 柴田直樹・Cygames
「ウマ娘 プリティーダービー アンソロジーコミック STAR8」 はいむらきよたか・鮭乃らるかん・枕辺しょーま・久立貢 なをををををを・とんぷう・山下もみよ・だーく・よぬりめ・遠藤海成・トリ・銀河セレモニー☆☆☆
「ぼくらの夏が裂けていく」1 宮月新・佐藤健太郎
「異世界もふもふカフェ」5 高岡ゆう・ぷにちゃん・Tobi
「ELDEN RING 黄金樹への道」5 飛田ニキイチ・ELDEN RING(株式会社フロム・ソフトウェア)
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 XROSS BLADE」7 天望良一
「ONE PUNCH-MAN」30 ONE・村田雄介
「バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ」⑩ 板垣恵介・猪原賽・陸井栄史
「ババンババンバンバンパイア」VOL.7 奥嶋ひろまさ
「推し殺す」❶ タカノンノ
「無能認定で冒険者クビになったから地元に帰って結婚する ~結婚相手が世界を滅ぼしかけた龍王の娘で俺の能力が覚醒した~」❸ 響恭也・YUI・まふゆ
「コワい話は≠くだけで。」3 景山五月・梨
「永久機関シマエナガ -シマエナガとカラスさん- さんばいめっ!」 青春

 2023年10月6日・12月7日2024年2月7・22・27・28・29日・3月1・4・7・8日に発売された新刊。通販で届いた物と実店舗で買った物が入り混じっているのですが、前回久し振りに行った遠くの書店は、品揃えが今一つ僕の好みとは合わず(「ゴルゴ13」「釣りバカ日誌」「彼岸島 48日後…」といった定番の長期連載作品がどれも置かれていない)、せっかく行ったにも関わらず何も買わずに店を出るという事もあり、今後足を運ぶ事はもう無いかも…などと考えていた時期でもありました。この時点での買い逃しは、衝動的に欲しくなった予定外の物も含めて計35冊。(購入日2月29日・3月3・8・11日)

 

【2024年3月24日】----------------------------

「小リスちゃん なかよし三月号ふろく」
 中島利行
 講談社 昭和37年3月1日発行 なかよし第8巻第4号付録

 中古で買った本、殊にレア物はある程度の傷や汚れ・書き込み等許容しなければならないのは致し方無い事とは言え、それが許容範囲を超えていると、非常に残念な思いがするものです。とは言え、時にそうした傷や書き込みに前の持ち主の事情が窺え、逆に愛おしさが増す場合もあります。今回はそんな出来事の一例です。

 

 これは3月4日にオンライン古書店から届いた本の内の1冊、フィギュアスケート物少女漫画の「小リスちゃん」最終回が収録された別冊付録なのですが、裏表紙上部にサインペンで「イクコノデス せカナイデクダせイ」と、非常に目立つ書き込みがされています。カタカナの「サ」と書くべき所を平仮名の「せ」と書いている事から、恐らくまだカタカナも覚え切れていない小さい子が、本当は「サカナイデクダサイ」と書きたかったのだろうという事が解ります。

 

 では「裂かないで」とは一体どういう事なのでしょうか。中を見ると、最終ページ直前のページが丸々1枚破り取られており、誰にやられたのか、この事を注意した注意書きである事は間違い無い様です。これ以上破かれない様にする為か、ホチキスでパチパチ留めた跡もあります。

 

 書き込みと破れ跡の両方がある古本など、本来なら真っ先に買い換え候補となる所ではありますが、元の持ち主が大事にしていたであろう様子が窺えてとても愛おしくなり、買い換えて手放してしまうよりは、イクコちゃんの代わりに手許に残して大事にしてあげたくなったという、そんな出来事でした。(画像は「こちら葛飾区亀有公園前派出所」第33巻収録「温故知新!?の巻」より)

 

【2024年3月27日】----------------------------

 今回は「情報を持っている人は出し惜しみせずドンドンアウトプットして欲しい」という話です。
 2022年4月に「昔の漫画で描かれた懐かしのCMネタ」を幾つか纏めて投稿しようとしていた時の事。「こちら葛飾区亀有公園前派出所」にて御所河原組長が「なんであるアイデアル」という昔のCMネタを披露する場面は、何巻のどの回に収録されていたのか知りたいと思い検索してみたのだが、画像は山程ネット上に溢れているにも関わらず、肝心の「何巻の何々の巻だ」という僕がズバリ欲しい情報が一向に見付からない。色々と言葉を変えて検索していく内、何故か「御所河原組長登場回は26・31・32・35・37・41・50・53・89・91・92・129・196・198巻に収録されている」という物凄くニッチな情報を入手したので、この情報を元に1冊ずつ電子書籍を買いながら自分で調べていく事にした。
 そんなに新しい話では無かった筈なので、89巻以降はまず除外。初登場回でも無かった筈だと思うので26巻も除外。残るは「31・32・35・37・41・50・53巻」の7冊。

 

 まず最初に買ったのは第31巻。この巻に収録されている組長登場回は「バイク時代!の巻」で、バイクに乗って若者を勧誘するという内容。残念ながら最初からいきなり見付かる様な都合の良い事は起こらなかった。

 

 次に買ったのは第53巻で、この巻収録の組長登場回は住民に溶け込もうと努力する「オシャレに極道の巻」。この話にも目的のシーンは無かった。

 

 次に買ったのは第50巻。この巻収録の組長登場回は「男ならドンとお花見の巻」。この話にも目的のシーンは無く、紙書籍では既に所有している巻ばかりなのに、何だか無駄遣いをさせられている様でちょっとイライラしてきた。

 

 そして4冊目の第32巻「仲よし旅行の巻」にて、ようやく目的の「なんであるアイデアル」のシーンを発見!苦労が報われた瞬間だった。
 これ以前は僕もCMネタや何か面白い場面を紹介する時等、作品名のみ記述して、巻数やサブタイトルを書かない事が多かったのだが、この事があって以降は、何かの参考になればと、なるべく細かく情報を記す事にしたのだった。

 

【2024年3月28日】----------------------------

「実家の銭湯にスライムが棲みついてる件」
 *seef*
 発行所-アルファポリス 発売元-星雲社 アルファポリスCOMICS 2024年2月29日初版発行 定価:本体680円+税

 

 田舎を嫌い都会の大学へ進学した主人公は、父が倒れたとの報せを受け、銭湯を経営している実家へと舞い戻る。都会にも故郷にも居場所が無いと感じていた主人公だったが、浴場に居たスライム状の謎生物との交流を通じて周囲との関わり合いを広げ、自分の居場所を見出していく。
 声も出さず顔も無いにも関わらず、意外に感情表現豊かで自己主張の強いスライムが可愛らしく、異世界から来たのか現世の未確認生物なのか、最後まで正体が謎のままなのがとても良い。
 主人公の悩みは、恐らく誰もが少なからず抱いた事があり、共感出来る部分があるのではないかと思う。自分は周りとは違う、周りの奴等の方がおかしい、周りは誰も自分の事を解ってくれない…という類の物だが、その自分自身に「解って貰うべき中身」が何も無かった、というのは非常に皮肉且つ残酷な事実であろう。
 猫も居るし、良き理解者である後輩や、周りの人達も皆温かく、気付いてみれば理想的な居場所は最初からここにあったと言えるかも知れない。スライムは飽くまで切っ掛けを与えてくれただけであって、主人公は自分でその事に気付いて、前に進もうと決意したのだ。
 実は読む前に、巻数が振られておらず単巻である事にまず驚いたのだが、それだけテーマがハッキリしているという事なのだろう。「銭湯に棲みついたスライム」というシチュエーションだけでもう面白い話が幾らでも広がりそうなワクワク感満載なので、同じ設定で1話完結形式のドタバタギャグ物も是非読んでみたい様に思う。

 

【2024年3月30日】----------------------------

「漫画常設館 ★カラー完全復刻版」
 田河水泡
 講談社 昭和44年12月20日第1刷発行 定価680円

 2020年6月14日のツイートで紹介した「漫画の罐詰 ★カラー完全復刻版」の続刊で、昭和6年に発行された「漫画常設館」を、巻末の広告まで全て再現した復刻版。日本初のロボット漫画「人造人間」の続編や「のらくろ」シリーズ最序盤エピソードとなる「のらくろ二等兵」等、注目作品多数。

 

 「續人造人間」では、ガムゼーを兄弟と呼ぶ2体目のロボットが登場(名称不明)。1枚目の画像は「旅行の巻」より。旅行や猟に出掛けたり、空を飛んで南の島に辿り着いたりと、行動範囲が広がっていく。2枚目の画像は「鼠とりの巻」より。鼠退治を命じられるも1匹も捕まえられず、借りて来た猫のみ退治してしまうオチがちょっと酷い。

 

 「のらくろ二等兵」で笑ったシーン。1枚目と2枚目の画像は「ダイナマイト爆發騒動」より。素直過ぎる返事に却って不安感が増す所だが、案の定風呂を沸かす為にダイナマイトに火を点けて、風呂場ごと吹っ飛ばすという大失敗をやらかしてしまう。3枚目と4枚目の画像は「厩當番」より。馬に蹴られた仕返しに厩に大砲を撃ち込もうとして、連隊長室に撃ち込んでしまうというお約束。
 後に戦闘に於いて、数々の武勲を立てて昇進していく事になるのらくろだが、当初は兵舎を舞台とした駄目兵卒の日常物といった感じの内容で、黒軍白軍に分かれての攻防演習や虎退治の場面でも、何処かまだのんびりとした空気があった。

 

 「風船狸」は、女の子が露店で買った狸の風船が主人公。闖入者物の元祖であろうか。1枚目の画像は「活動見物」より。空気を出し入れする事で体の大きさを変えられる特技を持つが、これ以降この特技を披露する事は最後まで無かった。2枚目の画像は「動物園」より。動物園の檻の中で寂しがっている狸から一緒に暮らして欲しいと懇願され、女の子と別れる事になる最終回。

 

 「愉快ナオジイサン」は、お爺さんを中心に8人の大家族を描いた日常物。1枚目の画像は「暴風雨」より。暴風雨吹き荒れる中、学校まで孫達を迎えに行くが、風に吹き飛ばされ、屋根を突き破って先に帰って来る破目になったお爺さん。2枚目の画像は「クリスマス」より。昭和6年の時点でクリスマスを祝っていた事にちょっとビックリ。

 

 復刊時の前書きで作者は「へたくそ時代のもの」と謙遜しているが、とぼけた感じの可愛い絵柄に豪快な展開、セリフ回しの妙による笑いの質の高さ等、田河水泡作品が、昭和初期当時の漫画作品の中では群を抜いて人気が高かった事も頷ける。訳有り品を安く見掛ける場合もあるが、価格が高騰していて手を出し辛いのが難。

 

【2024年4月14日/最近買った漫画】--------------------

「黄金バット 大正髑髏奇譚」1 神楽坂淳・山根和俊
「クインズシード」01 Noise
「クインズシード」02 Noise
「彼岸島 48日後…」四十三 松本光司
「ねこぱんち no.211 心躍る新生活号」
「風魔ちゃん、抜けます!!」② 横島日記
「見下いばりは見下したい!」② volume two 逢上おかき
「スク水宇宙人がみなさんにお伝えしたいことがあります!」3 むうりあん
「異世界でもおっきいおっぱいに触りたい!アンソロジーコミック」 をん・亀吉いちこ・嘉村夕壱・鈴音れな・鳴海アミヤ・ななつ藤・妖精タヌモチ・もこやま仁・小菅野テント
「シブヤニアファミリー」③ 久米田康治
「真の安らぎはこの世になく ―シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE―」❹ 山田胡瓜・藤村緋二・石ノ森章太郎・庵野秀明・八手三郎
「けいおん!Shuffle」3 かきふらい
「バイオハザード:デスアイランド」 ZINO子諾爺・カプコン DEATH ISLAND FILM PARTNERS
「チェンソーマン」17 藤本タツキ
「ふつうの軽音部」❶ クワハリ・出内テツオ
「サチ録 ~サチの黙示録~」❷ 茶んた
「僕の心のヤバイやつ」10 桜井のりお
「ジャイアントお嬢様」VOL.❾ 肉村Q
「つりコミック」2024 4月号

 

 2023年8月18日・10月11日・2024年3月6・11・12・13・14・15・18・27日・4月4・8・10日に発売された新刊で、全て通販で届いた物。買い逃している購入予定の本が日に日に数を増していくにも関わらず、次から次へと衝動買いを重ねている所為で、収拾が付かない状況に…。この時点での買い逃しは残り74冊。(購入日4月4・13日)

 

【2024年4月17日/昨日買った漫画】--------------------

「小3アシベ QQゴマちゃん」2 森下裕美
「青少年アシベ」❼ 森下裕美・笑平
「青少年アシベ」❽ 森下裕美・笑平
「厭談夜話」3 夜馬裕・外本ケンセイ
「へんなものみっけ!」❿ 早良朋
「部長は少女漫画家」2 古都かねる・西村マリコ
「僕はお姉ちゃんのおもちゃ」VOL.1 よしだもろへ・柚木涼太
「よふかしのうた」(20) コトヤマ
「二階堂地獄ゴルフ」2 福本伸行
「ブタメン」2 おごしゆう
「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」14 柴田ヨクサル・石森プロ・東映
「キン肉マン」第84巻 ゆでたまご
「男坂」11 車田正美
「キメツ学園!」6 帆上夏希・吾峠呼世晴
「1日外出録ハンチョウ」18 福本伸行・萩原天晴・上原求・新井和也
「僕の心のヤバイやつ」10特装版 桜井のりお
「亜人シェアハウス」❶ 浅月のりと
「プラナリア人間」① 多口はじめ・北野弘務
「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」❷ 青柳碧人・たなかのか

 

 2023年8月9日・2024年3月12・13・18・22・28・29日・4月4・5・8・9・11日に発売された新刊で、通販で届いた物と実店舗で買った物。買い逃し冊数が凄い数に膨れ上がっていた為、通販だけでは間に合わないとばかりに、1ヶ月半振りに(品揃えが僕の好みとは異なる事に不満を抱いていた)遠くの書店へ。流石にジャンプコミックスやコロコロコミックスは種類も豊富に並んでおり、今後の利用継続を決意する。この時点での買い逃しは残り66冊。購入日は全て4月16日なのだが、当日中に纏める事が出来なかった為、1日遅れの投稿に。

 

【2024年4月30日/最近買った漫画】--------------------

「いけない!ルナ先生R」❸ ぼーかん・上村純子
「よふかしのうた」(20)ポストカードブック付き特装版 コトヤマ
「同人女アパート建ててみた」❷ 賀来
「ねえ、ぴよちゃん」❿ 青沼貴子
「つりこまち」❻ 山崎夏軌
「口が裂けても君には」11 梶本あかり
「雨宮さん」2 あらゐけいいち
「雨宮さん」2(特別版) あらゐけいいち
「カッコウの許嫁」22 吉河美希
「カッコウの許嫁」22海野幸コレクション『幸コレ』付き特装版 吉河美希
「柊さんちの吸血事情」4 吉河美希
「僕に殺されろ」02 うぐいす祥子
「乙女アシスタントは漫画家がちゅき♡」1 杉原ぽてと
「ジョジョの奇妙な冒険 第9部 The JOJOLands」volume3 荒木飛呂彦
「スイリ先生、はしたないっ!」② 井上とさず
「Gブリちゃん」 はるみなまう
「さうのあっ!」❶ 笠間裕之・宮月もそこ
「まんがで!にゃんこ大戦争」14 萬屋不死身之介・ポノス株式会社
「まんがで!にゃんこ大戦争」0 萬屋不死身之介・ポノス株式会社
「キミの目を見て話せない」1 TRUTH

 

 3月15・18・21・25日・4月4・12・17・18・22・23・25・26日に発売された新刊で、通販で届いた物と実店舗で買った物。「よふかしのうた」特装版がなかなか見付からず、買い逃してしまったかと思い焦っていた所、追加で再入荷された分を何とか入手出来て一安心。この時点での買い逃しは残り60冊。(購入日4月26・29日)

 

【2024年5月4日/テレビゲームのプロ】------------------

 プロゲーマーが誕生する未来を予見していたと称賛され、よくネット上にて取り上げられているこのシーン。御所河原組長の「なんであるアイデアル」を探すのに苦労した時とは違って、こちらは検索すれば容易に「こちら葛飾区亀有公園前派出所」第28巻収録「アンコール雪之城の巻」の1シーンであるという情報を得る事が出来るのだが、実はこれが日本の漫画史に於いて「テレビゲームのプロ」という言葉が登場した最初の例ではなく、少なくとも3例目であるという事実を今回はお伝えしたい。

 

 「アンコール雪之城の巻」は「週刊少年ジャンプ」1982年1・2合併号(1981年12月8日発売)初出。

 

 まず「ゲームセンターあらし」第1巻収録の「〝秘伝〟ケン玉昇り竜」に於いて、剣野玉三郎が「プロのインベーダーボーイ第一号」を名乗るシーンがあり、(テレビゲーム全般ではなくインベーダー限定ではあるが)これが2例目となる。彼は賭けインベーダーで得た収入で兄妹2人分の生活費を賄っており、ゲームで生計を立てているという点では確かにプロと言えなくもないが、飽くまで自称である上、賭け事は違法であり、最終的にあらしに敗れた事で賭けゲームからは足を洗っている。

 

 「〝秘伝〟ケン玉昇り竜」は「月刊コロコロコミック」1979年10月号(1979年9月15日発売)初出。

 

 「テレビゲームのプロ」という言葉が日本の漫画に登場した最初の例は、「赤塚不二夫漫画大全集(186) ギャグゲリラ9」収録の「テレビジャック」で恐らく間違い無いと思う。この回の内容は、ゲームの腕が拮抗していて何日も勝負が着かない2人の男が、自分達の腕前を皆に見て貰おうと、テレビの電波をジャックしてゲーム映像を流し、その映像が大人気を博した事から、テレビ局から正式にオファーを受け、ギャラを貰って毎日定時にゲーム映像を流す事になるという物で、最後のコマに「テレビゲームのプロ第一号」というセリフがある他、ゲームのプレイ映像の配信を行うという事まで時代を先取りしている(但し電波法違反)。

 


 「テレビジャック」は「週刊文春」1978年2月2日号(1978年1月26日発売)初出。これのみ該当号未入手。

 

 テレビゲーム自体が漫画に登場した最初の例に関しては、調べが足りず正確な所はまだ良く解っていないのだが、以前候補の1つとして「夕日くん9 ワンワンの巻」収録のこの回を挙げた事があった。この回の内容は、店でテレビテニスをプレイした夕日くんが、表示の物足りなさと値段の高さを解決するべく、会社でテニス部を作る事を提案。ゲームの部活なのに女子社員にテニスルックを着せて試合を観戦するという、ちょっとHなオチとなっている。

 

 この回の初出は「週刊朝日」1977年1月28日号(1977年1月21日発売)であり、「テレビジャック」のほぼ1年前に発表された事になる。

 

 「夕日くん」に描かれているのはエポック社の「テレビテニス」(1975年9月発売)、「ギャグゲリラ」に描かれているのは任天堂の「カラーテレビゲーム」(1977年7月発売)だろうか?タイトーの「スペースインベーダー」(1978年8月稼働開始)はこの時期まだ誕生しておらず、テレビゲームという新しいホビーが本格的に定着する様になるのはまだまだこれからといった所ではあるが、(商業的に成功した世界初のテレビゲームと言われる)アタリの「ポン」が稼働開始したのが1972年である他、インベーダー登場前の時代の覇権ゲームと言って良い「ブロックくずし(アタリのブレイクアウト・1976年4月稼働開始)」や、国産のテレビゲームも既に色々登場していた様であり、これ以前にもテレビゲームネタが漫画で描かれていた可能性は十分有り得ると思う。今後も引き続き探索を続けていくつもりなので、是非皆さんも探してみて下さい。

 

【2024年5月8日/今日届いた漫画】--------------------

「電網呪相ノロイさん」2 BLZ
「どく・どく・もり・もり」2 背川昇
「続テルマエ・ロマエ」❶ ヤマザキマリ
「風紀委員長はエッチな本を没収したい」vol.② やまもと桃
「LaLaLa… ~彼女の好きなカノジョ~」② 洋介犬
「妻と僕の小規模な育児」⑩巻 福満しげゆき
「風都探偵」16 三条陸・佐藤まさき・石ノ森章太郎・塚田英明(東映)・寺田克也
「スパイダーマン:オクトパスガール」2 古橋秀之・別天荒人
「道産子ギャルはなまらめんこい」13 伊科田海
「デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い」9 平方昌宏
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王」10 三条陸・芝田優作

 3月28・29日・4月4・9・18・30日・5月2日に発売された新刊。この時点での買い逃しは残り55冊。

 

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 漫画自体は(積んでいる物も多々あるとは言え)コンスタントに読んでおり、読んだならば必ず何かしら思った事や感じた事はあった筈で、それを気軽に文章にして発表出来ないのは、結局の所「必要以上に他人の目を意識し過ぎる事」が原因であり、発表前の「他人の目」とは即ち「自分自身の目」に他ならない訳だから、気になるのであれば「熟考し、納得がいくまで何度も書き直す事」以外に対処法は無いのではないかと思う。
 それをやらない(やろうとしない)のは、単に面倒臭がっているからであり、突き詰めて考えれば自分のズボラが全ての原因だと結論付ける事が出来そうだ。

 実は最近、長らく交流が途絶えていたピグ友のSIN(心)さんとXのDMを通じて久し振りに話す機会があり、その辺の悩み等も話したりして、少しやる気を取り戻せて来た様な所がありまして、せっかくのこのやる気の種火を、何とか消さずに次に繋げていければと思っている所でもあります。

 

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