愛という名の棺おけ職人 磯村浩太郎がおくる
あんたかてあほやろ
うちかてあほやっ
乾杯、地球にやさしい戦争 劣化ウラン弾とクラスター爆弾はしっかり分別して使ったかいリチャード
ところで、トルコがイラクのような目にあわないのは、トルコがアメリカの同盟国と認定されているからにすぎない。トルコにだってヤバイ部分はいっぱいあるからな。おれはなんてったって、トルコ音楽演奏家だからな、そのあたりの事情は、一般の日本人よりは少しは知ってるぜ。そもそもどこの国にだって問題はあるだろ。日本にアメリカが空爆の口実に使うような、ダーティーなネタがまったくないなんて平和ボケかまさないでくれよな。フジモリ元大統領いこーるオサマビンラディンじゃないのかい。身柄引渡しを要求しているペルー政府をアメリカに置き換えて見りゃわかるだろ。ま、つまり話を元に戻すと、イスタンブルとバクダッドの運命を分けているのはラムズフェルドのおつむの働き次第なんだ。そりゃあちと言い過ぎかって。いや、ほんと、そんな程度のもんなんだぜ。いいかい、大方の人間は圧倒的な暴力を見せつけられれば、暴力の正当性なんかどうでもよくなる。大量破壊兵器なんかありゃあしないのさ。ないほうがいいんだ。わかるかい、イラクにはなかった、きっとシリアに持ち出されたに違いない、シリア爆撃だ、おかしいな、ここにもないぞ、イランだ、イランに、、、てな具合に次々とことを進められるからな。フセインだって、生死不明なほうが都合がいいに決まってる。すべてはゆすりのねたなんだ。他の人間はどうだか知らないが、おれはアメリカという国家をまったく信用していない。だから、こんな猿芝居、奴らが考えそうなことだろ。傑作なのは、命令を下す奴はこれが猿芝居だってことをわかってやってるんだろうが、民衆とやらは信じちまうんだ。さて、ここからが重要な点だ。ターゲットはいずれもイスラム教徒の多く住んでいる国ばかりだ。少なくとも白人支配層にとってイスラムは理解不能の怪物なんだ。これは戦略上化け物に仕立て上げる必要があるからだが、同時にやつら、本気でイスラムを悪魔と思ってるんじゃないのか。つまり、人間として少しおかしい奴らなのさ。そりゃそうだろう?自分が理解できないからと言って同じ人間という感覚をあっさり捨てられるやつが、まともの育ったおとなといえるかい。アフガニスタンでは無人の爆撃機がきょうも村人を誤爆してるそうだしな。やつらにとっちゃあ、イスラムは21世紀のインディアンだ。おれは確信を持ってそう言うぜ。
結論からいやあ、イスラエルを盟主に、アラブ弱小国家が、植民地のように労働力と石油をイスラエルに提供するシステムの恒久化、これが奴らのねらいだろ。胸が悪くなるような話だ。だが、なんだってそんなにイスラエルがすばらしいものなのかねえ。戦車とブルドーザーで追い出したパレスチナ人がここの難民キャンプでもいいからここを自分たちの国にしてくれという屈辱的な要求さえ踏み潰してまで守らなきゃならないシオニズムたあいったいなんなんだ?これはヨーロッパも含めた西洋の連中の致命的な偽善を暴露することになりはしないか、とおれは心配している、なんてうそさ、おおいに暴露されればいいんだよ。
民主主義たあ結構な話だ。だが、民主主義の国になれば国民はみんなブッシュを神と崇めるようになる、というやつらの奇怪な自信の源泉はほかでもない、この俺たちさ。俺たちは鬼畜米英をさけんで自爆したかと思うと、負けたとたんに英会話だ。俺たちはみんな心の底でアメリカが大好きなんだ。だが期待を裏切るようで申し訳ないが、俺は違うぜ、おれはマクドや東京デズニイランドやハリウッド映画や大リーグなんぞに、何の関心もないのさ。いったい日本人てのは、どういう存在なんだ。菊の御紋章のついたパスポートをみながら、それを考えてるところだ。日本人よ、おまえは名誉白人の切符を手にして、そんなに嬉しいか?とな。
ヤスミンさんの報告を読んだ。想像以上に、なんてのはうそっぱちで、もうすっかり忘れていたのさ。アメリカによる無差別大量破壊行為があったこともな。だが、まったくひでえもんだぜ。だいたい占領軍が占領してる国の人間を人間扱いするわけがないのさ。いまはアメリカという国家の正体をしっかり見極めるときだぜ。だいたい空から放射能ばらまかれてガキが次々死んで行き、略奪暴行が横行し、したいを処理する業者もいねえ。要するにすべての役所がぶっ壊されたんだ。いいかい、アメリカ大好きな君、イシハラ慎太郎が大嫌いだからといって(おれのことだが)都庁を丸ごとぶっ壊したらどうなるんだ?イシハラ慎太郎の民族差別発言が許せないからといって、上空から劣化うらんだんばら撒かれ、親も恋人も死んで行く。それでイシハラがいなくなったところで、あんた、うれしいかい、ああ、あの好戦的な男がいなくなって日本も民主主義になったなあ、とよろこぶのかあんた。(別にイシハラでなくてもいい、小泉でも共産党の志位でも、だれでもいい)
ああーーあ、つかれたぜ。悪いけどつかれたぜ、しかも酔っている。んで、まあろくな事書かないかもしれないが
ご勘弁。松浦さん、あんたはえらい!こういう人がいるから、この国もまだ死んじゃあいねえ、と思えるのさ。しかし、なんでまた日本の女はこんなに勇気が在るんだい?なんでまた、こんな風に即行動に移れるんだい?詳しい話はまたゆっくりするとしてだ、『クルディスタンを訪ねて』(新泉社)一読お勧めするぜ。じゃあな。
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