久々に団体稽古に行って仕舞のお稽古をしました。
ワタシは、個人稽古では基本的には謡のみ、発表会前の1~2ヶ月だけを謡&仕舞にするというワガママな変則稽古にさせていただいています。
上方(地唄)舞もお稽古しているので、仕舞は団体稽古で細々と発表会の演目を稽古し、仕上げを個人稽古でみっちり、というのがパターン…。
ワタシは、個人稽古では基本的には謡のみ、発表会前の1~2ヶ月だけを謡&仕舞にするというワガママな変則稽古にさせていただいています。
上方(地唄)舞もお稽古しているので、仕舞は団体稽古で細々と発表会の演目を稽古し、仕上げを個人稽古でみっちり、というのがパターン…。
来シーズンの二つの発表会では両方とも長刀モノ(熊坂と船弁慶)をすることに決まったのですが、まだその気になれないので、仕舞の教科書(図解仕舞集①)の最初から、1曲/回ずつおさらいすることに(勝手に)決めました。しかし、おさらいと言っても、実は初めてお稽古する曲ばかり…。
その中でもタイトルの熊野クセは、一番最初に教科書に載っている曲です。
その中でもタイトルの熊野クセは、一番最初に教科書に載っている曲です。
熊野クセは易しい訳ではなく、仕舞の基本的な型がだいたい盛り込まれている、という理由で教科書の最初に載っているということです。 吉村流の上方(地唄)舞で言えば、「高砂」や「鶴の声」といったところでしょうか?それで、他の人(特に仕舞を始めたばかりの人)がお稽古しているのもずいぶんたくさん見ているんですが、ぼんやりと見ているだけでは全然覚えてないんですね~。なので、順番待ちの間、教科書を見て予習。そして、ワタシの番が来ました。
先生「何やる?」
ワタシ 「あの~、熊野クセでもいいですか?」
先生「え…、いいけど…、じゃ、やろうか。ハイ、謡って。」
ワタシ 「あの~、熊野クセでもいいですか?」
先生「え…、いいけど…、じゃ、やろうか。ハイ、謡って。」
といきなり始まっちゃいました。先生はワタシの意図を察して下さったのですが、ここで誤算が…。他の人みたいには振りとかコースとか教えてくれません。つまり、ホントにおさらいなんです~。
なんて甘かった自分…。ヤバシ…。
なんて甘かった自分…。ヤバシ…。
しかし、実はさらに嬉しい誤算が…。
足から手から、扇の使い方から、隅トリのタイミングから、何から何まで、こと細かにご指導いただけたんですぅ~。まあ、逆に言えば、ほとんど全部の型にダメ出しがアッタってことですが…。
足から手から、扇の使い方から、隅トリのタイミングから、何から何まで、こと細かにご指導いただけたんですぅ~。まあ、逆に言えば、ほとんど全部の型にダメ出しがアッタってことですが…。
こういう曲(熊野などの鬘物)はね、極力ムダを省いてシンプルにするんだよ。荒い曲の場合なんかでは勢いでこういう(実演アリ)扇使いしても良いんだけど。私は静かな曲だったらゼッタイにムダな動きをしないように注意して舞うけどね。…。
ん~、モロにやんわり、ご注意いただきました。
ワタシは上方(地唄)舞もやっているので、一応格好は舞になっていると思うのですが、扇使いなんかは「能」の型ではないような(ちょっと派手めな)使い方をしていたところがいっぱいあり、今まで注意しようとしても時間がなかったりしたので、先生としてはあまりヨロシクなかったけど概ねOKなら片目をつぶってスルーしてくださってたのでしょう。
常に発表会優先だったし、ワタシはけっこう荒い曲を好んでやっていたので、ずさんになっていた箇所をいっぱい指摘していただきました。
この日、稽古に来る人が少なくて時間があったのも幸いして、ワタシが望んだ以上のお稽古になったのです。
もう、この日のビデオ(団体稽古では撮ってくれる)は宝物♪
また初心に還ってやろうっと。かなり、シアワセ♪
ワタシは上方(地唄)舞もやっているので、一応格好は舞になっていると思うのですが、扇使いなんかは「能」の型ではないような(ちょっと派手めな)使い方をしていたところがいっぱいあり、今まで注意しようとしても時間がなかったりしたので、先生としてはあまりヨロシクなかったけど概ねOKなら片目をつぶってスルーしてくださってたのでしょう。
常に発表会優先だったし、ワタシはけっこう荒い曲を好んでやっていたので、ずさんになっていた箇所をいっぱい指摘していただきました。
この日、稽古に来る人が少なくて時間があったのも幸いして、ワタシが望んだ以上のお稽古になったのです。
もう、この日のビデオ(団体稽古では撮ってくれる)は宝物♪
また初心に還ってやろうっと。かなり、シアワセ♪