幽霊部員から仕方なく実体化した頃の発表会では素謡のみの参加で、早い時間にあっという間に終わってしまうために後は見学。見所(ガラガラ)の一番見やすい正面中央辺りでひたすら皆さんのを拝見して楽しんでました。(いや、さっさと帰った時もあったな…)
その中でお友達が初めて舞囃子をするんだって聞き「え、彼女って鼓も習ってたの?」と(大いなる勘違い!)ドキドキしながら待っていたところ「なぁ~んだ舞うんだ~、バックがプロなんだ~」と初めて舞囃子の何たるかを知った、という恥ずかしい過去のあるワタシ…。
今思い出すと彼女の演目は「吉野静 クセ無し中ノ舞初段のみ」のようでしたが、まぁカッコイイ!大鼓がすごく印象に残ったことを覚えています。
最初の舞囃子はゼッタイに八島と決めていた(大好きなんです。しかし義経が好きな訳ではない)ので、最初はカケリ。次は順当に中ノ舞になりましたが、実はこんないきさつがございました。
「次は紅葉狩にしたいんですが…」
「えっ、まさか急ノ舞やりたいの?」
「はい…(見抜かれている…)」
「う~ん、………、じゃあ中ノ舞がちゃんと出来たらね!」
「はい…(そりゃそうですね~)」
で、結論として、中ノ舞がかなり手強かった、という訳です。(トラウマ残る)
その翌年は自分の計画では舞働だったんですがちと狂い来年に延期、去年が序ノ舞で、今回男舞です。
囃子も順番に制覇する野望?アリ、ですが、楽や神楽はいつになることやら…、何事も計画どおりにはまいりません。ふぅ~。