納得のゆくお能鑑賞が続くのは嬉しい悲鳴でゴザイマスが…、
感想を書くのがこりゃまたタイヘンなんでありますよ~。(^_^;)
感想をちゃんと書けるおヒトってスゴイよなぁ。

とさりげなぁく言い訳を挟んでおきまする。ハイ。
それで、9月27日(土)に企画公演「時の花 秋」で「乱 和合」を
堪能して参りましたので、遅ればせながらそのご報告をいたしたいと存じます。
ところで、第六回「満次郎の会」東京公演の解説をしてくださった、
辰巳満次郎様

ご安心くだされ~、以上、予告終わり~

さて、コレ↓が27日当日のプログラムでゴザイマス。
和久師、カッコいい~! ワクワク

なんかさ、チョイ武士って感じがいたしますね~。

特殊演出付でも短い「猩々」…。
狂言が終わって30分も休憩がありました。
じゃないと、アっと言う間に終わっちゃうしね~


この写真は辰巳満次郎様

なんかおシテ様二人とも、お茶目

(赤カシラ着けてないと、ちょいマヌケ感が漂ってるし~)
そもそも、まり子がこのお写真を借りたのは、装束がハッキリ写っていたから…。
見所から観たとき、多分お揃いだろうとは思ったのですが、コレでハッキリしました!
「乱」になると、大口袴は青海波模様のになり、逆に厚板(でイイのかな?)が、猩々緋の無地になります。
柄×柄のコーディネイトはしないんですね。
唐織の模様は、ビミョーに違うような気もしますが、お揃いですね

菊の柄です。
猩々と言えば菊で決まり


で、この唐織、かなり古くて良いモノなんじゃないかな~?
そして長いと思ってた30分もアっと言う間に終わり、待ちに待った「乱 和合」が始まりました!
ワキの高風が待謡を終えると、まり子もノリノリの囃子に乗っていよいよ二匹?の猩々が出てくるはずなのですが…。
アリリ?
アリリ?
まだ?
まり子はお囃子には疎いのでよくわかんないんですけど、そういえばいつものと違うような気もする…。
(12月の五雲会の、澤田師の披キで確認しなくちゃ!)
この旋律って「楽」と同じなのかなぁ…。
で、まだ?
かなり待ってから、おおお~、やっと登場です。
「待ってましたッ」
って声掛けたい感じ♪
ほんで、先頭はどっちだどっちだ?
♀でした。その後に♂が続きます。
ほほ~う、「高砂」の尉と姥みたい?
そうすると、♀が先に舞台に入るのかな?なんて考えてたら、一ノ松と二ノ松の間で二匹は舞い始め、ぐるっと廻って位置チェ~ンジ!
♂の和久師が先頭になって、舞台に入りました。
だから、見所から見て右側に和久師、左側に高橋憲正師!

ハイ。
これがイメージ図です。

実際は蝋燭能じゃないんだけれど、過去のまり子ライブラリ?から選んで、ストラップ猩々クンと合成してみましたの。

これは二匹?とも正面向いてますが、実際はもっと外側向いてます。
そして「乱」では、ストラップ猩々クンのように、右足を軸にして左足を上げる、のが決まりのポーズなんですが、♀の方は逆足で、つまり♂が本来の型で♀が替えの方なのかなぁ、とまり子は思いました。
どんななのかは、74年前のお写真をじっくり見ていただくのがイチバン!
http://ameblo.jp/manjirofanclub/entry-11938243906.html
他にもイロイロと二匹?に型があり、まり子的にはこの「乱 和合」がいちばん観ていて面白く、そして、舞う方も(苦しいけど)楽しいんじゃないかなぁ、と思った次第であります。
ええもん観せてもらいました。
感動しましたよ~

きっと、裏で見守っていた
辰巳満次郎様

まり子も(きっと皆も)観たいなぁ~。
舞囃子でもイイよ~。
なるべく、力量・体格ともに
辰巳満次郎様

でもそうなると、舞台が狭すぎるか…

さて宝生和英お家元によれば、「時の花」公演も3年になったので、
来年からは別の形式になるそうです。
まり子、この公演にけっこう通いまして、計11枚の、
宝生流能楽師カードをコレクションいたしました。
デモ金井雄資師のだけ、集め損ないました~(T^T)
これを読んだ誰かが、まり子に金井雄資師カードをくれないかな~

(他の会のご優待チケットはいらないから~


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