1年ぶりの花さんシリーズです、第4弾!「満次郎の会」第一回大阪公演を拝見して… | 能楽師 辰巳満次郎様 ファンブログ

能楽師 辰巳満次郎様 ファンブログ

こちらは、不休で普及に励む宝生流グレート能楽師の辰巳満次郎先生♥に「惚れてまったやないかぁ~!」なファン達が、辰巳満次郎先生♥と能楽の魅力をお伝えしたいな~、と休み休み、熱い思いをぶつけるブログです。

花、でございます。ごぶさたしております。

「辰巳は宝生の西の要」

という言葉があります。
辰巳孝先生は、西日本を精力的に飛び回り、
会やお稽古、いつも、熱心に御指導されていました。
本当に、宝生流の西日本の要でいらしゃいました。

20140526_Hana

その、西日本の重要地点の大阪で、昨日、
「満次郎の会」第一回大阪公演が開催されました。
私、大阪能楽会館が、満席になったのを初めて見ました!

素晴らしい会でした!
生まれて初めて能を見たような、新鮮で、不思議な感動のひと時でした。
とても、とても楽しい数時間でした。

何から何まで、全てに満次郎先生のお心遣いが行き届いた会でした。

中でも創作能舞『水辺の組曲』、鳥肌物でした。
こんなすごいパフォーマンス見たこと無い!
また、桂吉坊さんによる落語風朗読の「隅田川」がとてもわかりやすく、
上方言葉の優しい語り口が心地良く、心にスコーンと入った所で、
能「隅田川」が始まりました。
この段取りが大成功!

エクセレント!!!

そして満次郎先生の狂女が…、
めちゃめちゃ儚い哀しい母親でした。
あのデッカい!満次郎先生が、
私には、華奢な透明感の有る女の人に見えました。
本当に泣きそうになりながら引き込まれてしまいました。

また、梅若丸役の子方の和久凛太郎君がまたまた、すごい!可愛い!賢い!
今秋発売予定の満次郎先生監修の本「わかるお能」のチラシに、
(現在先行予約受付中、今ならサインとプレゼント付き!詳細は別途ご紹介します。)
「隅田川」の子方は塚の中で一時間以上じっとしていなければならない、
我慢を覚える曲、なのだという解説が載っていましたが、
凜太郎君は、もうプロなのですね、我慢など微塵も感じさせません!

何もかもが、本当に何もかもが、最上級の上質さに溢れていました…。


数年前、ある会の後席で満次郎先生に

辰巳は宝生の西の要、って言うのに
なんで、満次郎先生は
東京に居るんですか!?


と、とんでもない事叫びを言ってしまいました。
その時の満次郎先生は、駄々っ子を見守る優しいお父さんのようでした。
 (正直に白状しますが、私の方が3つ年上なんですよ!)
今思うと、辰巳孝先生の面影と、なぜかピッタリと重なるのです。

そして、昨日、思いもかけず、そのお答えをいただきました。
たとえ住民票は東京でも、やっぱり辰巳は宝生の西の、ゆるぎない要でした!

あの時の非礼、どうか、どうか、お許しください。
私は灰になる迄、いえ灰になっても、能の、宝生の、ファンです。


能楽師 辰巳満次郎様 ファンブログ-Hana

 どっちのボタンもポチっと押して、辰巳満次郎様を応援しましょう~!

    読者登録してね