ああ、この記事、3月末日にアップの予定だったのです。

ちょうど1ヶ月前のことなんですよねぇ…。
今のココロは明日の夜の『能楽&韓楽』公演、だから、前の記事に少し追記いたしました。
1ヶ月前に戻って、ミステリーツアー2日目…。
「伝統の力」公演は午後からなので、午前中はフリーでございます。
同行の皆様に観光のお誘いをいただきましたが、まり子とまる子はダラダラと過ごすことに…。
なので時間ギリギリまで、ホテルの朝食を昼食分も合わせて、ガバチョと食す二人…。

うう、苦しいぜ…。
ホテルではNHK―BSが見られたので、朝ドラ「カーネーション」で腹ごなし…

(だって尾野真千子の出演最終週だったんだも~ん)
ところで「伝統の力」公演での連吟には、着物を着なければなりません。
会場に着替えの場所が用意されているとは聞いていても、どんな様子なのかわからないので、
まり子&まる子はホテルから着てゆくことにしました。
(これは正解だった)
まり子は袴も持参しましたが、さんざん迷った挙句、袴は止めにしました。
始まる前に、辰巳満次郎様

更衣室(兼控え室)にて「西王母」チームの、連吟のお稽古。
辰巳満次郎様


そしてこのお稽古をしているうちに、ナンダカ胸のうちがほのぼのしてきました。
同じミッションをクリアする、って連帯感&信頼感ってやつかしら?

さて、この日は我々ミステリーツアーご一行様による連吟(「高砂」…♂「羽衣」&「西王母」…♀)もさることながら、辰巳満次郎様

まり子が思うに、ちょっと劇団ひとりを細く&純情そうにした、イケメン君?
彼は我々、点しか知らない我々ミステリーツアーご一行様のアテンドをし~の、
満次郎様

なんと仕舞は前日ホテルのエレベーターホールで満次郎様

しかぁし、なんとか無事に連吟を終えたまり子もまる子も、安堵と脱力…。
さらにごった返す更衣室(兼控え室)で居場所を求めながら着替えをしてたので、
残念ながら、朴クンの「山姥」を見損なってしまいました。
ゴメンネ…。
さて、着替えを終えてすっかり身軽になったので、舞台を観に行ったのですが、
なんと観客席はチョ~満員!
座席&補助席以外の座れそうな空間(通路)には観客がぎっしりで、身動きとれません!
なんとかスペースを見つけて陣取りましたが、ほとんど舞台が見えません。

まあ、韓国在住の方々に観ていただく為の舞台ですから、がまん&がまん!
そして始まった舞台が装束付舞囃子「羽衣」…。
エッ、装束付「船弁慶」ダッタハズデハアリマセンノ?????
急遽?予定を変更なさったらしいですが、やっぱり「羽衣」はステキですわ~。
お客様もその美しさ(と大きさ?)に引き込まれています。
日本じゃない?せいか、写メの無法地帯と化しているので、まり子も便乗しました。

けれど、舞台の照明がかなり強いので、月の宮人自体が発光しているみたいですね。
次の「葵上」特別短縮バージョンまでの間は「アジェン」による韓楽演奏です。
韓楽もイイですよ~。
もっともっと聞きたかったなぁ。(パンソリもちょびっとあった)
韓楽演奏は思ったより短い時間だったせいか「葵上」の準備が間に合わなかったようで、
ここで10分の休憩。
するとかなりのお客様がお帰りになってしまいました。

まだ帰らないで~っ、と声なき声で(お腹の中で)叫んでみましたが、せん方なし。
おかげでまり子、ちゃっかり椅子に座って観ることができました。
少ない人数を駆使しての「葵上」はホントにエッセンスがぎゅ~っと詰まった密度の濃さ!
ツアー参加者からも何人か助っ人に入った、二度と観られないお値打ちもん!
いや~、ホントにこのツアーに参加してヨカッタっすよ。
辰巳満次郎様

そしてその晩は、ツアー参加者と出演者と、みんな揃ってのお食事!
みんなでミッションをクリアした達成感&連帯感で、前日よりも打ち解けた、楽しいお食事となりました。
辰巳満次郎様

すみませんねぇ。
こうして、ツアーのメイン・イベントは無事に終了したのでした。
