まり子が大きな本屋さんに行くと必ず寄るのが古典&伝統芸能コーナー。
(残念ながら小さな本屋さんにはこの手の本は、ほとんど置いてませんから~)
けっこうイロイロあるんですが、能楽関連の本は、そんなに多くはありません。
その中でも比較的多いのが、演目を紹介した事典っぽい本とか、ですね。
マンガもありますよ。
コレ↓はまり子も所有しておりますが、お能の演目のストーリーをマンガにしてあって、ナカナカ楽しめるのであります。
しかぁし、コレはお能を見出してから読むと、もっともっと楽しめる本(マンガ)であります。
(お能体験する前に読んでもモチロン楽しめますけど、知ってから読む方がもっと楽しい!)
また、お能に限らず古典芸能関係の本は…、残念ながら比較的お高いのであります。
このマンガなんてまだ安い方ですヨ。
まり子の独自の調査(←ウソ
)によれば、
一度はお能を観てみたい、と心密かに考えている人は、
20代~40代のビジネスマン&ウーマンの
約8割(←大ウソ
)にのぼります!

一度はお能を観てみたい、と心密かに考えている人は、
20代~40代のビジネスマン&ウーマンの
約8割(←大ウソ

ま、それは単にまり子の希望的観測でございますが、この「ニッポンの伝統芸能」というこの本、機会があったらお能を観てみたいなぁ、と考えてる人にオススメなのです!
お能だけでなく、狂言・文楽・歌舞伎に関しても、概要がわかり易く解説されております。
しかも、この分野の本にしては破格の価格「580円」!
もってけドロボー価格ですっ!
実際、興味はあっても「能」と「歌舞伎」の違いがわからない方は沢山います!
そんな方々にオススメなのが、この本!
ビジュアルもたっぷり、読み応えを求める人にも納得の文章あり、です。
お能部分を解説しておられるのは、佐野登師@宝生流



ま、まり子的には 辰巳満次郎様

佐野登師は、ちょっとくぐもった暗めに響くバスバリトンの謡が魅力の、宝生流の中堅能楽師!
6月10日の宝生月並能での「草紙洗」と10月20日の五雲会での「黒塚」で、おシテをなさいます。まり子的には後者が圧倒的にオススメ!
また、各地で辰巳満次郎様


(ははは、どこまでも辰巳満次郎様

ちょいと横道にはそれましたが、この本「ニッポンの伝統芸能」はホントに超オススメでございます。大きな本屋さんで、一度手になさってくださったら嬉しいなぁ。
(購入してくれたら、もっと、嬉しい!)
最後に、この本の最初のメッセージを、そのまま引用&ご紹介申し上げましょう!
古来より日本に残る、能、狂言、文楽、歌舞伎。
これら日本が誇る伝統芸能は
外国でも公演が行なわれ、
世界中の人々が魅了されているのです。
あなたはそれを観にいったことがありますか?
日本人としてきちんと説明することはできますか?
日本の伝統芸公は日本人の我々が観に行き、
誰かに語ることが、これらの文化を継承、
そして存続させていくことにつながるのです。
日本が誇る伝統芸能。
一度観に行けば
きっとその魅力にとりつかれてしまいますよ。
