ちょっとこのところ、大上段に振りかぶっておるのですが…。
ちと、お付き合い下さいませ。
2月5日は宝生能楽堂にて、シテが全員女性の「立春能」がございました。
流儀のオフィシャルな演能の会で、シテが全員女性っていうのは稀有なことではアリマセンか?
そしてその内2番(「胡蝶」と「善知鳥」)が地謡も全員女性という快挙!
特に「善知鳥」なんか、かなりのチャレンジで期待大だったのですよ。
観たかったのだけれど、ヤボ用が重なって今回は諦め…、誰かレポしてくれないかなぁ~。
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ところで、われらが


つい最近(2月2日)の朝日新聞の夕刊に、こんな記事が…。



(以下、リンク先より一部引用。全文はリンク先で!)
文楽 未来への決意 2月公演、多彩な演目の裏に危機感
人形浄瑠璃文楽の2月公演が4日、東京・三宅坂の国立劇場小劇場で始まる。
練り上げた古典から新演出の復活ものと多彩な演目がそろうが、一方で本拠地・
大阪では未来への不安も。演者たちが公演にかける思いはひとしおだ。
橋下徹大阪市長は昨年末、文化団体への補助金を見直す方針を示した。
橋下氏は大阪府知事時代にも、文楽協会への補助金を削減している。
竹本住大夫ら人間国宝6人を含む技芸員81人は、文化の尊重と慎重な論議を
求める声明を発表、危機感を募らせる。
「協会は我々全員が出演契約する団体。担う役割は大きく、立ちゆかなくなれ
ば次代への芽が摘まれてしまう」と住大夫。橋下氏は府知事として一度だけ、
文楽を見た。人形を遣った桐竹勘十郎は「一度で判断せず二度三度と足を運び、
大阪発の世界無形文化遺産の価値を考えてもらえないか」と訴える。
手遅れになる前に文楽の魅力を大勢に伝え、応援団になってもらわねば―。
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話はちょっと飛びますが、NHKの朝の連続TV小説「カーネーション」が好評です。
まり子も…、実は欠かさずチェックしております。

それでそのガイドブックなんかも買っちゃったりしてるんですが、その中で、主人公のモデルとなった小篠綾子さんの次女で日本のファッション界を牽引する世界的デザイナー、次女のコシノジュンコさんが、印象的なことを言っているので、ちょっくら引用したいと思います。
連続テレビ小説 カーネーション Part2 (NHKドラマ・ガイド)/著者不明

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これからは、日本の文化を世界に伝えるために働くのが
私の使命だと思っています。
特に伝統文化を廃れさせてはいけない。
伝統的な『日本文化』を伝えてゆくこと、そして
『和』のエッセンスを現代の新しい服作りにいかしていくこと、
その両方の面から計画を進めています。
ほお~ら!
イロイロな分野で、イロイロな方々が同じことを考えてる!
だったら、「伝統文化を廃れさせてはならない!」というキーワードでみんなが繋がれば、廃れさせずに次世代にバトンタッチすることができるんじゃないかなぁ?
エジプトで革命を起こせたように、できるんじゃないかな?
という気持ちを胸に、細々と情報発信?する満次郎★ガールズ、なのでございます。
(ま、辰巳満次郎様



