今日、気象庁が東京でサクラ(ソメイヨシノ)が開花したと宣言したそうで~す。
季節は確実に春でございますねっ。
下の写メは、ウチの前のマンションの駐車場の桜…。
どうもこれはソメイヨシノじゃないらしく、一本だけ必ず早く咲くんですの。
一足お早く、お花見をお楽しみくださいましな~。ちゅっ

ところで、ソメイヨシノ(染井吉野)は、エドヒガン系の桜とオオシマザクラの交配で生まれた
サクラの園芸品種だそうですね。
江戸末期から明治初期に、江戸の染井村(現在の東京都豊島区駒込あたり)に集落を作っていた
造園師や植木職人達によって育成されたんだとか…。
そして染井と言えばアナタ、確か戦前まで宝生流のホーム?だった能楽堂があった場所では
ないでしょうか?(染井の鏡板が現在の横浜能楽堂に移築されている)
そう思うと、ソメイヨシノに一層愛着が湧くというものです。
でもソメイヨシノは交配で生まれた園芸品種なので、自らに繁殖能力がなく、
すべて人の手による挿し木や植え替えによってしか増えることができないそうです。
すべてのソメイヨシノは元をたどると同じ一本につながるそうで、言わばクローン!
だからこそ、すべてのソメイヨシノが一斉に咲き一斉に花を散らすとか…、
ロマンチックと言えばロマンチック、不気味と言えば不気味ではありませんか?
満開の桜の中から、般若の面をつけてユラ~リ、
登場する桃太郎侍、もとい!辰巳満次郎様

キャ~! お耽美な感じがタマリマセン~!(妄想に酔うまり子←バカ

「紅葉狩」の鬼よりも、桜の中から出てくる鬼の方が、冗談じゃなく怖そうですぅ~。
それにつけても見まく欲しきは、
鐘後見じゃない辰巳満次郎様




