こんばんは。

 
当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 
ナカヤ カズヒロと申します。

 
現在、大阪と奈良にて易占業を営みつつ、タオと陰陽五行の研究に親しんでおります。

 
どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は「易」の種類についてお話しします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「占い」や「易」というものについて本気で知ろうと思えば、種類の多さに驚かれることかと思います。

 

 

昨日の記事でお伝えしたように、「易」は「卜占(ぼくせん)」といって、問いかけによって得られた偶然から、必然的な未来を読み取る占いのひとつです。

 

 

タロットカードやコーヒー占いなども卜占に分類されます。

 

 

 

 

 

 

「易」の種類としては、帰蔵易(きぞうえき)、連山易(れんざんえき)周易(しゅうえき)、焦氏易(しょうしえき)梅花心易(ばいかしんえき)、断易(だんえき)、五行易(ごぎょうえき)など、様々あります。

 

 

中には原本が失われてしまったものも、名前や図形だけで中身がすべて失われてしまったものもあります。

 

 

例えば、最もメジャーな「周易」は、儒教の影響もあり哲学的な思想のように考えられており、中国における重要な5つの経典である「五経」のひとつに数えられています。

 

 

ですが、易の本質は占いにあります。

 

 

「断易」も「卍易」も象徴易に分類されますので、象徴を用いて未来を読み取ります。

 

 

また、「断易」(というより象徴易全般)の中には、風水を仕掛けるものがまれにあり、「卍易」はそれに該当します。

 

 

ちなみに「風水を仕掛ける」というのは、象徴を用いて方術を施すことを分かりやすく説明した言葉です。

 

 

例えば家の中にある災いを象徴する物を見つけて取り払ったり、財を象徴する物を新しく設置したりする、というようなことです。

 

 

文化人類学的に、「類感呪術」に分類されるひとつの手法を専門的に執り行ないます。

 

 

類感呪術とは、小さなことは実は大きなことのひながたであるという考えにもとづく呪術です。

 

 

ひながたをコントロールすることで現実にも変化を起こさせます。

 

 

また、「断易」の元は、京房(けいぼう)という人が考え出したとされています。

 

 

そのため「京房易」とも言われます。

 

 

易学的に、そのはじまりは漢の時代にまでさかのぼります。紀元前の頃です。

 

 

ちなみに、現在のウィキペディアでは、「連山」、「帰蔵」そして「周易」が「三易」だと書かれています。

 

 

ですが、「三易」というのは、周易に書かれた易の三大特徴、不易(仕組みは変わらない)、変易(変化を示すもの)、易簡(シンプルで簡単に導き出すもの)をあらわした言葉だったように記憶しています。

 

 

古くからあるものの情報は、いろいろと錯綜するようです。

 

 

 

 

 

ということで本日は、易の種類についてお話しさせていただきました。

 

 

専門的な言葉がたくさん出てきましたが、まずは易には多くの種類があることをご理解いただくだけでよいかと思います。

 

 

占いや易の歴史なども深く知っていくと、とても面白いですよ。

 

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

また明日のこの時間にお会いしましょう。