おはようございます。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
ナカヤ カズヒロと申します。
現在、大阪にて易占業を営みつつ、タオと陰陽五行の研究に親しんでおります。
どうぞよろしくお願いします。
今日は、願望実現や目標達成に役に立つ臨床心理学についてお話しします。
昨日の記事では、五常のしくみを深く理解するにあたり、臨床心理学の学びが役に立ったということをお伝えしました。
そのひとつとしてビジョン心理学をご紹介しましたが、他にもアメリカのミルトン・エリクソンのエネルギーの手法や催眠の手法などを使った臨床心理学も学んだことがあります。
これは願望実現や目標達成に役に立つということで、一時期大変有名になった臨床心理学です。
例えば会社の従業員が経営者的な考え方が出来るようになるために、いわゆるグループワーク主体の洗脳の手法を使います。
90年代に経営者向けのセミナーなどで流行って、私も実際に体験したのですが、恐ろしく感じたので取り入れませんでした。
というのもセミナー中、嵌っている人は瞳孔が開いた状態で、どう見てもヤバい感じしかしなかったのです。
ちなみに洗脳されない方法は、とにかく全部真に受けないことです。
セミナー中に何を言われても、ひたすら真に受けず、すべてを適当に受け流し続けます。
適当はテケトーと読んで下さい。そのぐらいテケトーに(笑)。
なので、人の言うことを素直に受け取る真面目な人ほど、洗脳されやすいと言えます。
また、「自分は絶対大丈夫」という人ほど、セミナーが進むにつれてはまっていきます。
なぜなら「よし、これがどんなものなのか確かめてやろう」という批判的な精神も、言いかえれば「興味がある」ということだからです。
つまり興味があれば、洗脳されやすく、逆に私のようないいかげんな関西人はツッコミをすぐ入れるので、意外と洗脳されにくいです。
もしかすると洗脳されていたことにも気がついていない可能性があるくらいの適当さが必要なのです(笑)。
ちなみに私の後輩は学生時代落研(落語研究会)にいたこともあって、セミナーの間中相手の言うことを全部逸らしていたところ、最後にこっそりセミナーの幹部の人に呼ばれ「うちに来ないか」と誘われたそうです。
洗脳されにくい人材は、ある意味貴重だったのでしょうね(笑)。
と、勢いで洗脳を悪い意味のように使ってしまいましたが、これまでの人生を急激にひっくり返したり、その反対にこれまでの人生に強烈な輝きを持たせでもしない限り、エリクソンの手法は変化をもたらすきっかけになりますので、そう悪くはないと思っています。
というのも、世界中のほとんどの人間は、人生をより良くしたいですし、変化したい自分に気がつけば変わることは不可能ではありません。
そしてその良い変化を急激に起こせるのが、エリクソンのエネルギー手法や催眠手法なのです。
ということで、今日は願望実現や目標達成に役立つ臨床心理学ということで、エリクソンの手法についてお話しさせていただきました。
洗脳というとネガティブな印象を持たれる方もいらっしゃると思いますが、人がより良い方向に変化するのに役に立つというポジティブな側面もあることを知っていただければと思います。
これも立ち位置やモノの見方が関係してくるのですね。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
またお会いしましょう。