こんばんは。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
ナカヤ カズヒロと申します。
現在、大阪にて易占業を営みつつ、タオと陰陽五行の研究に親しんでおります。
どうぞよろしくお願いします。
今日は、臨床心理学と五常の繋がりについてお話しします。
私が五常のしくみを知るにあたっては、臨床心理学も大変役に立ちました。
学んでいるうちに、「これも五常と同じ形で考えている」と気付くことが出来たのですね。
ちなみにフロイトやユングは無意識までのぞこうとする点でとても深いですが、臨床心理学はどちらかというと表面に出てきているものを扱います。
つまり、「人の心には機械的な反応があるからそれを利用していこう」ということで、実用性重視なのです。
ここ最近ですと、アドラー心理学が流行ったのは、それまでの学問的な心理学とマーケティングなどに使われている臨床心理学の中間に位置する感じで実用的だったからです。
他にも、私が少しだけ学んだ「ビジョン心理学」もパートナーシップに特化しており、大変実用的でした。
これはアメリカのチャック・スペザーノ博士が創ったオリジナルの臨床心理学で、当時私のパートナーが学んでいたこともあり、書籍を読んだり、講座に参加したりしました。
ビジョン心理学では、幼少期の関係性が思っている以上に今の自分に影響を与えているという捉え方をします。
というのも、基本的には私たちにとって最初の男性の見本は父親であり、女性の見本は母親です。(これは、内面的な「男性性」と「女性性」に関与します)。
つまり、幼少期の頃に父親や母親とどんな関わり方をしていたかということが、今のパートナーシップに影響を与えているということです。
例えばあるワークを行うと、どんどんその当時のことを思い出していき、「今の自分のパートナーシップの問題は、これが原因だったんや」と気付くことが出来ます。
これは「気付くこと」や「出てきた感情を感じきる」ことを行うことで、引っかかっている感情のパターンを取ろうとするのです。
この方法はとても優れた技法です。
ただ、いまひとつ私の肌には合わなかったのですね。
というのは、当時は自分の中を見ることに慣れていない状態で、講座に参加すると人前で発表しないといけなかったこともあって、とても嫌だったのです。
知らない人達の前で、いきなり昔の黒歴史的なことを発表する勇気がなく、当時私はまだ若かったので、ある種の厚かましさが足りませんでした。
今思えば、「いろいろ気付いたけど、今は発表したくはない」と言えばよかったのでしょうが、その時は言えなくて最終的に嫌になってしまったという感じでした。
あとは自分自身が、学校のような人前で発表するスタイルが苦手だったというのもあります。
面白いことに、今は講演会の依頼などでたまに呼ばれたり、こうやって人に教えているというのに、人に教わるのはもじもじしてしまうのです(笑)。
ということもありましたが、ビジョン心理学は実用的で素晴らしい心理学です。
パートナーとの関係が気になる方はぜひ、チャック・スペザーノ博士の書籍を読んでみてくださいね。
ということで、今日は臨床心理学と五常の繋がりについてお話しさせていただきました。
私が五常のしくみを深く理解していくプロセスにおいて、臨床心理学との出会いは大変役に立ちました。
臨床心理学は五常のしくみと同じく、心の機械的な反応を活用することで、人がより良い方向に向かっていけるような学問です。
今日の記事を読まれたうえで、アドラー心理学やビジョン心理学の書籍を読むなどしてみると、また面白い発見があるかもしれませんね。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また明日お会いしましょう。