有難いことにお誕生日はバイト先の定休日でありながら、既に一人でぼんやりしていることが決定しております。
読書するぞと今からけっこうウキウキです。
ま。めでたい年でもありゃしませんし。
でも。これからも誰かの役に立つ存在でいられるように頑張ろうと早くも決意している今日この頃。
さてさて。
昨日は、マニンゲンプロジェクトvol.7に
出演してくれていた宮内千奈ちゃん(宝くじ当たって狂っちゃった看護婦役)の舞台、劇団チキンハートプロデュース公演【前にならえ】をしーとんこと浅川芳恵ちゃんと鑑賞して参りました。@阿佐ヶ谷アルシェ。
家から近い。駅からも近い。舞台面広い。
素敵な小劇場であります。
そう言えば、やはりvol.7に出演してくれていた川崎美菜子ちゃん(諦めないことを伝えた看護婦さん役)もアルシェで始めてお芝居見させて貰ったんだー。
アルシェに何かと縁があります。
でもって【前にならえ】。
実は劇団チキンハートさんに出演されている多くの方とは面識がありましてん。
と言うのもやはり、vol.7で大活躍をして下さって、心の拠り所の1つにさせて頂いた石原茂史さん(余命3ヶ月なのに9ヶ月も長く生きていた役)の伝手で、忘年会にお呼ばれしたので、ご挨拶をさせて頂いたり、Facebookでお友達になったり、はたまた私達の公演に足を運んで下さった方が多く出演されていたのでありまっする。
その節は有難うございましたm(_ _)m
伺っている劇団員が少なくて、本当にすみません…。
と言うわけで、きっともう少ししたら劇団員になってくれるであろう(込期待)しーとんと楽しい時間を過ごさせて頂いた次第でございます。
個性的な役者さんがたくさん出ていらっしゃいまして、いっぱい笑ったし、自宅でテレビを観るような感覚で突っ込みとかしつつの観劇でした。
宮ちゃんはー
マニンゲンの時とはガラリと違って、ピュアな優しい心根の可愛いアイドル候補生を演じておりました。
キュンキュンさせるぞと言う目標を見事達成して、甘酸っぱいぜ青春！！と言う素敵なキャラクターを演じていましたよ。
良いね！ガラリと変わる雰囲気。
達者やね～。
自然な形でのキャラクターを作っていたから良いのだなとしみじみ思ったのであります。
役者は芝居によってキャラクターが全く違います。
ちょっと下衆な雑誌編集者をやったかと思えば、この世の物ならざる幽霊をやってみたり、旦那を過労で亡くした気が触れた会社役員をやったかと思えば、余命宣告をされた娘の母親をやってみたり。
それが役者の醍醐味ではあるのですけれど、それぞれの役の違いを何で出すのかと言うところに重要なポイントがあるのよね～と気付かされた舞台でありました。
分かりやすいのは、喋り方や声音を変えてしまうことだと思うのだけれど、その声音を出すような性格や仕草、そして観客に納得されるような自然さ。
が、ないと自分と違うキャラクターを演じることは難しいのだなと思ってしまったのであります。
決して悪くないけれど。
薄っすらとこの人素は違うのだろうなぁと思わせてしまったらキャラクター作りはもしかしたら失敗なのかもと。
それよりも自分の持っているものをフルに活かしながらも、新しい要素を加えてキャラを作る方が説得力が増すなぁと。
そう言う意味では、宮ちゃんは、きっと宮ちゃんにもそう言う側面があるのだろうねとか、確かに打ち解けるまではそのような感じだったねとか思わせて貰えたので、ナチュラルで良かったなぁと思ったのでありますです。
いかに自分を活かしつつ、違う人間を成立させるのか。
難しいけれど、それが個性だと思うので、分かりやすいものに頼ってはいけないんだよねぇと発見がありました。
これからも精進せねば。
後は小劇場ではちょっぴり甘く見てしまうけれど、発声も大事ねと。
何気無い会話をしているように見せかけて、観客に届かせようと意識している人とそうでない人の【差】を感じたりもしたわけでした。
頑張ろうっと。
なんだろなぁ。そうやっていちいち自分の身に置き換えて考えてしまうところが役者の暑苦しくて、因果なところですなぁん。
あ、私だけか（笑）
でも。観劇に行けばその度に、新しい発見と学びと出会いがあるのは、やはり素敵なことです。
そう言う意味も含めて、素敵な時間を有難うございましたと、改めてお伝えしておきます。
劇団チキンハートさんは。本日と明日も引き続き公演があります。
宮ちゃんの次の公演は月曜日ですので、気になった方は是非、
阿佐ヶ谷アルシェまで(^^)
年齢的にもそろそろ先頭に立つことが増えてきたお年頃。
【前にならえ】と言われた時に恥ずかしくないような自分でいられるように切磋琢磨しないとね。
そうそう！
マニンゲンプロジェクトvol.8の公演日程が決定致しました！！
めでたいっ！
詳細につきましては、当劇団IT担当（笑）より、また改めてお伝えさせて頂きますが。
一応7月の頭とだけお知らせしておきますので、どうぞ皆様頭の片隅に入れておいて下さいませね。
そんなわけで、4月はのんびり～なんて思っていましたが、そうも行かなくなった、嬉しい悲鳴の35歳の終わりでございます。
年を重ねても大きく劣化することなく過ごせるよう、頑張りまーす。
今日はこれから人生初オペラを鑑賞しに行きますので、またブログを更新できるかな。
楽しんで来ます～(^^)