「イルカ ほのぼのライブ」 厚木文化会館 | MARIA MANIATICA

MARIA MANIATICA

ASI ES LA VIDA.



先週の土曜日、イルカさんのライブに行ってまいりました。
市内の中学生親子ご招待ということで、応募したら見事(?)当選したのでした。

イルカさんも本当に長い長い歌手生活ですよね・・・「なごり雪」がもう40年前だそうですよ。
で、来年デビュー45周年とのこと。いやはや・・・2階席からだとお顔などは
全く見えませんが、遠目ではどう見ても20代、いや10代の森ガール風で「う~んさすが」
という感じでした。

トークが結構多くて10分の休憩をはさんで前半7曲、後半8曲+アンコール2曲ぐらいの
感じだったかな。でも全体通すと2時間半は軽く超えていたと思います。

世代的に、歌詞のリード(と言えばいいのかな・・・先に歌詞を早口でいって
お客さんを誘導するアレですね)がとてもうまいですよね。
知らない唄もなんとなく歌えてしまう。

私はアルバムなど買ったことがなく、知っている曲と言えばラジオやテレビで
聞いて覚えた曲だけ。でも思ったより知っていたかもしれない。
彼女の曲の浸透度ってすごいですねえ。
で、これは前にも書いたことがありますがやはりヒット曲があるって強いですね。
1曲でも歌える曲があれば、疎外感もあまりなくライブを楽しむことができますもの。

素晴らしかったのはテナーサックスの男性。
なんとイルカさんの実のお父様だそうで、御年87歳・現役のジャズマン。
戦前からずっと演奏されているとのこと。
今はお泊りがないコンサートにだけ参加されているそうです。
背筋がすっと伸びた、渋いお父様でした。
娘さんと好きな音楽で今も共演できるなんて、素敵なことですね。

このところあまりなじみのない静かな静かなコンサートでした。
イルカさんの歌って結構メッセージ性を含むものも多いのですね。
現在は「IUCN 国際自然保護連合親善大使」をなさっていることも
あるかと思いますが、「命」や「環境」のことなど、
昔よりずっと多いなという印象でした。
あ、私が知らなかっただけなのかな??
でも結構あのキャラクターや声、それから曲から受ける感じだけでは
想像しがたいメッセージソングでした。
このギャップはたとえば漫画でいうと大島弓子みたいだと思いましたが、
これは私にしかわからないか。




一番印象的・・・というか存在を忘れていた曲を久し振りに聞きました。
イルカライブ・・・なのですが、やはりこの曲は「風」だべさ。
もうね、イントロだけで泣けちゃいますよね~。





イルカ アーカイブVol.1 「イルカの世界」「夢の人」~ちいさなアルバム~/日本クラウン

¥3,909
Amazon.co.jp

イルカ アーカイブVol.2 「イルカ・ライブ」「植物誌」~ちいさなアルバム~/日本クラウン

¥3,909
Amazon.co.jp