2015年9月の読書メーターⅠ | MARIA MANIATICA

MARIA MANIATICA

ASI ES LA VIDA.



長らくご無沙汰してしまいました・・・今年に入ってからは特にたびたびのことですが。
毎年夏の終わりから年末にかけてはどなた様もご同様かと思いますが
大変忙しい日々が続きます。

私もご他聞に漏れず、というわけで読書の進捗状況も芳しくありませんでした。
雑誌がほとんどで活字のたくさんある小説類はわずか・・・というか、
同じ小説を訳者違いで読んだだけなので、今月のベスト3は選出無しということで。

この秋はチャンドラー再読月間としているので、今も別の本を読み直し中。
改めて表現力のすばらしさ、孤高のマーロウのかっこよさなどに
ほれぼれしております。
そしてそのことについて身近に語り合える人がいるシアワセ・・・いいですね。
同じものを同じ様に感じることのできる人と読書の楽しさを分かち合えるって、
本当にイイものです。
「好き」の中にもレベルがあってそのレベル差が、結構軋轢になったりもしますが
似たような感覚で読める人の存在というのは奇跡!?かもね。



2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:953ページ
ナイス数:33ナイス

VOGUE JAPAN 2015年 11 月号 [雑誌]VOGUE JAPAN 2015年 11 月号 [雑誌]感想
川久保玲のインタビュー。付録はマイメロちゃん・・・。
読了日:9月30日 著者:
前田義子の迷わない強運哲学前田義子の迷わない強運哲学感想
何度目かの再読・・・にも関わらず、毎回内容を忘れてしまっている。僭越ながら主義や好みの方向性に大変共感できるのは、この本を以前読んだ時の影響なのかもしれないが、自分でもよくわからない。なんとなく、思うようにいかない時に読むと自分の行くべき道(というにはオオゲサかな)を確認できるような気がする。良い本かどうかは読み手の価値観次第…どの本もそうだけど。
読了日:9月21日 著者:前田義子
CREA 2015年10月号 きれいになる週末CREA 2015年10月号 きれいになる週末
読了日:9月19日 著者:
さよなら、愛しい人さよなら、愛しい人感想
先日の清水訳再読に続き、今度は春樹訳で。清水訳はざっくりと作品の特徴をつかんだ骨太のデッサンで、村上訳は丁寧に丁寧に対象を忠実に描いた写実的な作品のような気がする。どちらも捨てがたい。村上訳では清水訳では私が理解できなかったものや、訳さずにおかれた(と思われる)部分がしっかり掬い取られていて話として分かりやすいと思った。村上春樹って本当にチャンドラーの影響を受けているんだなということが良く分かった。
読了日:9月16日 著者:レイモンド・チャンドラー
VOGUE JAPAN 2015年 10 月号 [雑誌]VOGUE JAPAN 2015年 10 月号 [雑誌]感想
定期購読本。やっと開封して読んだ。まだ先月号読んでない・・・。 秋冬物は見ごたえあります。
読了日:9月5日 著者:
さらば愛しき女よ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-2))さらば愛しき女よ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-2))感想
再読。相変わらずあらすじを覚えていなかったけどチャンドラーの小説はそれでいいかな、と。時代なのか黒人・東洋人・インディオを蔑むような描写が結構あったな。何について会話しているのかつかみづらい部分も多々あれど、チャンドラー作品の中ではその美学も堪能できて好きな作品。
読了日:9月5日 著者:レイモンド・チャンドラー

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つづく・・・