(NO.3)
早々にホテルを出て・・といっても11時半。
アルカサバ、テアトロ・ロマーノなどを見ました。
感動というのとは違うような気がしますが、たとえばローマ橋などは
ANTES DE CRISTO(a/C 紀元前)というから驚くばかりです。
その技術の確かさ、芸術性の高さというのは信じがたい。
大理石の像にしてもバランスが悪いということもないし、
こういう力を持った時代がなぜ亡びざるを
得なかったのか疑問です。
アルカサバなどを見ても、いかに贅沢をしていたかが想像できます。
スペインの絵画や建築物を見て思うのは、やはりローマ人や回教徒たちの
影響があったからこそ、他のヨーロッパ諸国とは一味違った結果になって
いるのだということです。
アランブラにしてもトレドにしても、スペイン人の発想によるものでは
ありません。
ドイツの血、フランスの血が混じって今日に至っているスペイン人と
その文化というのは本当に面白い。
特にアンダルシアに近いこの土地に来ると本当にいろいろな
顔をした人に会います。
明らかにいくつもの違った血が混じりあった結果という感じなのです。
スペインとはいったいどういう国なのでしょうか。
先日、スペイン人とけんかして以来、スペイン大好きともろ手をあげて
喜べない私は帰る日を前に客観的に考えようとしています。
今日午後、サフラに行きます!