１９８９年３月２４日 土曜日 ＺＡＦＲＡにて
さて、私は今日はサフラに来ました。メリダからバスで１時間。
今度はここへ来る前に電話で予約を入れておきました。１０００ペセタ！
でもお風呂もトイレもあってとてもきれいなので２泊することにしてしまった。
サフラは日本人が全くいない。「china」とも「japonesa」とかも言われません。
メリダは中華レストランがあったりで、中国人はたくさんいるようですが
ここには全くです。
モニュメントのガイドはあるものの、セマナサンタ（聖週間・イースターのこと）の
せいかどこもみな閉まっており、みるべきものは特に何もありませんが
天気もよく、白壁の街は本当にきれいです。
コルドバのユダヤ人街みたいな感じです。
そして星がとてもきれい！きれいなんていうものではない。
日本でも見ている星がスペインで見えるというのはとても不思議な感じですが
とにかく、くっきりはっきり、そして日本では見えない、もっと細かい星々が
お砂糖を散らしたように（もっと詩的な表現をしたい！）
白っぽく見えます。
プラネタリウムの中にいるようです。スペインでは最後の旅行地となりました。
何もないけど本当に良いところに来たと思います。
「地球の歩き方」にも『何もせずブラブラと歩いているだけで十分満足できる街』と
書いてありましたが本当です。
きっとスペインにはまだまだたくさんこんな場所があることと思います。
帰りたくない！！！
!Quien tocara la loteria! (宝くじがあたればいいのに）
!Quein fuera rica! （お金持ちだったらよかったのに）
・・・と悔やんでも仕方ない。
明日Domingo,
Voy a volver a Salamanca.
Entonces, que tengais buenos dias hasta el dia que nos vemos.
!Adios! desde Zafra.
（明日、日曜日 サラマンカに戻ります。
それでは、また会う日まで、素敵な日々をお過ごしください。
サフラより、バイバイ！）
」
