2月10日 水曜日。
念願の山下和仁さんのギター・リサイタルに行ってきました。
ギターだけのコンサートと言うのは、考えてみれば初めて。
娘と次男連れて、雨の四谷まではるばると・・・・遠かった。
でも行った甲斐がありました。感動しました。
このところ、ギター曲の聴き比べなどをしているうちに
はじめて山下さんの演奏を眼にして、びっくり仰天したわけですが、
今回はああいう激しいものではなかった(魔笛、展覧会の絵など)。
極端な、編曲というのではありませんが、やっぱりすごいと思うのは
オーケストラを聴いているようなんですよ、まるで。ギター1本なのに。
そして、私は素人なのでわからないけど、多分マイクも使っていない。
なのに本当に小さな音、ピアニシシモレベルの音までが
2階席まできれいに届く。
1曲目 J.S BACH 「無伴奏チェロ組曲1番 BMW 1007
チェロ用の曲だけど、ギターでも十分堪能できました。
特にサラバンドが良かった。
2曲目 夜との語らい~山下和仁のために/
貝の歌・石の歌~山下和仁のために
なんだか抽象的で微妙な曲。
短調で不協和な音を、適当に弾いているかのように
聞こえなくもない。集中力が落ちてしまった。
現に娘は寝ていました・・。
作曲者は藤家渓子さん・・・・どなたかと思ったら
なんと山下氏の奥様でした!
あまりにマニアックなこの曲は評価が分かれるだろうな。
3曲目 アイルランド民謡 夏の名残のバラ
懐かしい曲です。すごくしっとりとしていて良かった。
このあたりから息子がスリープタイムに突入。
4曲目 ガネッシュ・デル・ヴェスコボ
ファンタジエ・ソプラ・メロディエ・インディアネより
残念・・・すでに印象にない。次の曲が待ち遠しかったので。
5曲目 交響曲第9番「新世界より」第2楽章「ラルゴ」
家路です。感動しました。
ひとりオーケストラ・・・すごい、すごい、山下和仁さん。
6曲目 第3の靴
あああ、これもすでに忘れている。残念~。
アンコール
カンシオン
ソル
インドの歌
いずれも良かったけど、2曲目のソルが一番かな。
各アンコールともギターなしの山下さんが2回登場し
3度目に演奏と言うパターンだったけど、まさか3回も
アンコールに応えてくださるとは・・・・。
ギター弾きだったら、テクニックがどうとか書けるのでしょうが
私には全く無理。
それでも、生で山下さんの演奏を聞けたことは大きい。
3月4日、改めて紀尾井ホールでリサイタルだって。
金曜日なら翌日休みで、私のコンサート、ライブなどの
参加条件に合う・・・でも帰宅したのが23時半・・・・これがネック。
田舎はつらいです。
今週は死ぬほど忙しかった。
途中寝込んだりして、心配だったけど、何とか念願かなって
子供たちといけて良かった♪
もう「展覧会の絵」などの大作を演奏することはないのでしょうか?
まだ48歳。期待して待つのみ・・・・。
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