昔「スタイル」ってあだ名の仲間がいてね、由来はスノーボードからだったんですよ。
飲んでる時だか雑談してたか、俺はその場にいなかったのですが、スタイルの趣味であるスノボの話題になった時のこと。
スノボって行ってもゲレンデを滑り降りるやつじゃなく、彼は飛んで技を決める方を割とガチでやってたんですよ。すまん。俺スノボ知らんのでこういう説明しかできんw
冬になると日々山に通うわけで、練習してると、みんなそれぞれ他人のジャンプも見てるんだって。それで、技がビシッと決まれば知らない人でも賞賛を送ったりとか普通らしいのね。
それで、技にもプレイヤーによって個性とか得意な分野があり、一緒にやってる人とか、いつも顔を合わせる人は個性を知ってるから、称賛するにしてもちょっとちがう言葉で褒めるわけよ。
「今の良かったねー!スタイル出てたよー!」
ってね。
スタイルが出るというのは、その人の得意な方面の技でビシッと決まった時の褒め言葉。
俺はスノボやらんので、その「スタイル」が業界で一般的なのか、ローカルな褒め言葉なのかすらわからないけど、その話を聞いた一同は大爆笑して、それからあだ名がスタイルになりましたと。
何日か前、夜のニュースでオリンピックのスケボーのダイジェストを見た時、スケボーは殺伐としてなくて、技が決まると選手同士が称賛し合っててさ、それ見てスタイルのことを思い出したから今回書いたんだけど、ネットでスケボー関係の記事を見てたら、とある1人の選手が話題になってるわけですよ。
それはフィリピン代表のディダル選手。例えばこんな記事。
彼女の記事や映像を改めて見てみると、そこには、俺がフィリピンに戻りたい理由が詰まってたのよ。
知ってる人は知ってるけど、俺フィリピンに住んでいたことがあるんですね。そんで、帰国してからも何度も渡航しているんだけど、なぜ何度も再訪するのかわからないって言われるですよ。(別にわからなくていいだろ、とは思うw)
なぜ、と言うのは俺もわからないから答えようが無くて、でも定期的にフィリピンに行きたい虫が湧くんですよ。
ただ、フィリピンと行き来するといつも思います。
『日本人は幸せなんだろうか?』
帰国して日本人の顔を見た時にいつもそう思うんですよ。
今回、ディダル選手の振る舞いが心に刺さった日本人は少なからずいて、称賛のTweetなどを見てるうちに
「だからフィリピンに惹かれるんだ俺!」
と、ついにわかった気がしてるんです。
フィリピンで無意識下で本能的に感じていたことが、俺の心を突き動かしてたんですね、きっと。
物価が安いとか、常夏の国とか、お姉ちゃんどうとか、確かにそれも理由かも知れませんが、そんなのは心を突き動かすほどではないですからね。
そして、幸せそうに見えなかった日本人は、やはりフィリピンは持っている何かに飢えていたんだなと今回のディダル選手に対しての反応を見て思った次第。
人はやっぱり幸せを求めているんだよ。貨幣価値とは無関係な、人という動物が本能的に求めるものをね。心が病んでる人は、フィリピンとかインドとかタイとか、どこでもいいから東南アジアに行くといいよ。心に悪いはずはないから。
余談だけど、スタイルのあだ名の由来を聞いた時、その頃は既にシャブをやめていて、しかも長期間経過していたけど「ポン中各位もそれぞれスタイル出してるよねw」って思いました。何でもポン中あるあるで考えてしまうのがポン中の悪いところであり、しかも、やめてからでもそうなるのが一生シャブに取り憑かれている証左なんでしょうね。悲しいwww
最近新作が全く見つけられないけど、今日は特に暑く、しょうがないからこれ食べました。
オリジナルの赤い包装の方が美味いかな。ちょっとだけ後悔したw