歴史を学ぶこと | ドSなブログ

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基本アホなことしか書きませんな。真面目なことを書いた時は発熱してるはずです。

高校の時、こう見えてもいわゆる進学校に行ってたのだけど、理数科という非常にレアな科だったんですよ。当然、進学先は90%%の人間が理数系の学部。100%にならないのは、毎年一定の割合でトチ狂って文系に進学するやつが一定数発生するからw

 

で、担任は3年間変わらず、これまたマイナーな地学という科目の先生だった。理数科でも、2年生の時に社会は最低1教科取らないといけない(1年次に倫理政経は必須だった)。特に国公立大を目指す人間は共通一次(当時:今のセンター試験)で受験しなくちゃならないので真剣だ。

 

俺は最初から私立理系だったので、社会なんざどうでも良くて、ざっくりで言うと「地理・日本史・世界史」からの選択なんだけど、どの科目が女の子が多いかな?で迷う程度。でも何となくのカンでどうにかなりそうと言う理由で地理にしたんだけどね。

 

その選択時にさ、先生がホームルームの時間に言うわけよ。

 

「もし迷っているんだったら日本史にした方がいいよ。俺も地理を取っていたけど、急に日本史が知りたくなって、大人になってから勉強したから。特に私立理系組は社会なんて何でもいいんだから、騙されたと思って日本史にしとけ。」

 

まあ、当時の俺はそんなありがたいことを言われても「けっ!」てなもんで、最初の予定通り地理を選択。

 

先生ごめんよ。

言うことを聞いとけばよかったよ。俺も大人になってから急に日本史に興味が湧いて自分で勉強しちゃったよwww

 

こんな話を、たまたま高校の同級生と飲んだ時に話したら、先生はまだお元気で、どこぞの県立高校の校長先生にまでなられて、定年退職後は盛岡市で幼稚園の園長先生をやっていると言う。

 

お?これは先生に礼でも言いに行かなきゃね(ゲラゲラ

 

なんて酔っ払って馬鹿話と交えて話してた矢先、昨年の今頃だったかな?先生は大病を患ってご逝去されてしまいました。

 

なんつーか、つくづくタイミングが悪いなー。