近ごろはおおきな鯉のぼりをあまり見かけなくなり、さみしい限り。
でも公園や川沿いでたくさん鯉のぼりが泳ぐ姿は
最近よくお見かけするようになったかも。
住宅環境やらなんやらで自宅で飾りづらいのかな。
朝、鯉のぼりをだして、夕方片付ける
なぜだか毎日わくわくしたものです。
鯉のぼりではなく
うだつの上がる町並み、美濃市。
マンホールのデザインはもちろん’うだつ’
まわりは花みこし。
そして、美濃市市章。
おおきいの。

ちいさいの。

秋には’あかりの町並み’として
美濃和紙でつくった外灯が飾られます。
古い町並みがやさしい灯りに縁どられて
とてもきれいなんです。
ところで’うだつ’って何だかご存じですか?
’うだつがあがらない’の’うだつ’
江戸時代、火事の類焼を防ぐために
屋根の両端にもうけた防火壁のことです。
ただ、この’うだつ’をあげるにはそれなりのお金が必要で
庶民のあこがれだったことが
先の慣用句の語源になったのだそう。
美濃は商人の町だったので’うだつ’のある
おうちが多いんですって。
で、商人さんたちは立派な’うだつ’をあげては
おれんち景気いいぜ!とアピールをしたんですねー
見てうつくしいから競い合ってくれたことに感謝するけど
やってることはくだらないよね。