The Modern Jazz Sextet | 風景の音楽

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“のすたるジジイ”が30~50年代を中心にいいかげんなタワゴトを書いております。ノスタルジ万歳、好き勝手道を邁進します。


令和6年6月2日(日)
The Modern Jazz Sextet(★★★★★)
ノスタルジ度(★★★★★)
ジャケット(★★★☆☆)
ジャンル:Bop


Side 1 
1.Tour De Force
2.Dizzy Meets Sonny

Side 2
1.Ballad Medley    
 a)Old Folks
 b)What's New
 c)How Deep Is The Ocean (How High Is The Sky)
3.Mean To Me
4.Blues For Bird

Sonny Stitt(as), Dizzy Gillespie(tp), John Lewis(p), Skeeter Best(g), Percy Heath(b), Charlie Persip(ds)
 
Recorded Jan. 12, 1956
Released by Norgran Records – MG N-1076(mono) / ポリドール株式会社 – 23MJ 3103(mono)

昨日の日の入りは19時5分だった。
今朝の日の出は4時44分だ。
激しい雨音がしている。
今日は降ったり止んだりの一日となるようだ。

MJSの56年録音。
オリジナルはノーグラン、これはポリドールの82年復刻盤。
モノーラルで出したのは立派。
桃色の派手派手なジャケットだ。

針を下ろすと鮮烈な音が炸裂する。
ソニイ・スティットのアルトがご機嫌である。
ガレスピイのペットも冴えて快調だ。
やはり“よく録れた音”というのは堪えられないねえ。

昨日の海賊盤エバンスのショボショボの音が耳に残っていて
この鮮烈な録音を聴くと有頂天になって踊り出したくなる位だ。
ヴァーブの音作りは好きだ。
誇張しない素直な録音でエネルギイがそのままにすっとんで来る。

このところ古いJazzを聴くことが多かったが
やはりバップは楽しい。
窓を開け放って爽やかな風に吹かれながら聴いたら
どんなに快いことだろう。

孫の住む大分の山中ならばどんなに爆音を出しても平気だ。
4560を板の間に置いて陽光の当たる縁側で渋茶に饅頭など用意して聴いたら
さぞ胸が空くことだろうな。
我が家は四方を住宅に囲まれて、しかも今朝は雨降りですよ。