The Best Of Vikki Carr | 風景の音楽

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“のすたるジジイ”が30~50年代を中心にいいかげんなタワゴトを書いております。ノスタルジ万歳、好き勝手道を邁進します。


令和6年4月9日(火)
The Best Of Vikki Carr(★★★★★)
ノスタルジ度(★★★☆☆)
ジャンル:Pop Vocal


Side 1 
1.I'll Have To Say I Love You In A Song    3:00
2.Without You    3:16
3.One Hell Of A Woman    3:03
4.Sunshine On My Shoulders    4:30
5.Killing Me Softly With His Song    5:33
6.Love Theme From "The Godfather" 2:35
7.It Must Be Him    3:19

Side 2
1.Adoro    3:49
2.Cabaret    2:14
3.Theme From "Summer Of '42" (The Summer Knows)2:59
4.Love Story    3:36
5.Y Volvere    3:10
6.Six Weeks Every Summer (Christmas Ever Other Year)4:07
7.With Pen In Hand    5:07

Vikki Carr(vo)

Recorded 1971~74
Released by CBSソニー株式会社 – SOPO 22(stereo)

今日から七十二候は“鴻雁北(こうがんかえる)”。
冬鳥がシベリアの方へ帰って行く時期となった。
昨日の日の入りは18時23分だった。
今朝の日の出は5時23分だ。

ヴィッキ・カーの71年から74年のアルバムからのコンピ盤。
オリジナルはCBS,これはソニーの来日記念盤。
暗いラウンジで撮ったアップ写真が迫力ありすぎ。
ジャケ裏面は上半身なんだけど、そっちの方がヨロシイ。

ヴィッキは伸びやかで柔らかな発声だ。
これはヴィッキが30~34歳の録音である。
声を張り上げない自然な歌い方がとてもよい。
そういう曲ばかり集めたのかも知れないけど、アタシゃ絶唱は苦手です。

“Killing Me Softly With His Song”はロバータ・フラックとはちがって
とてもさらっと歌っている。
まるでボサノバを口ずさんでいるような歌い方だ。
“It Must Be Him”も力みのない歌唱だ。

ヴィッキはメキシコ人との混血である。
ラテン系の情熱的な雰囲気がないのがいい。
アタシはさらりとした自然な歌唱が好きだ。
ソニーにしては、このコンピ盤はとてもいい選曲のアルバムでした。