In Love / Jack Jones | 風景の音楽

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“のすたるジジイ”が30~50年代を中心にいいかげんなタワゴトを書いております。ノスタルジ万歳、好き勝手道を邁進します。


和6年3月27日(水)
In Love / Jack Jones(★★★☆☆)
ノスタルジ度(★★★☆☆)
ジャンル:Pop Vocal


Side 1 
1.This Could Be The Start Of Something
2.This Love Of Mine
3.With You On My Mind
4.We’ll Be Together Again
5.What Would I Do
6.Angel Eyes

Side 2
1.I Don’t Know Enough About You
2.Show Me The Way To Get Out Of This World
3.Impossible
4.I’m A Fool To Want You
5.To Whom It May Concern

Jack Jones(vo), Bobby Hammack and his Orchestra

Recorded 1964
Released by Capitol Records – T 2100(mono) /  – STT 2100(stereo)

昨日の日の入りは18時14分だった
今朝の日の出は5時49分だ。
ようやく晴天が戻り、溜め込んだ洗濯物を片付けることが出来た。

桜のつぼみも膨らむことだろう。

ジャック・ジョーンズの64年録音。
キャピトルの72年復刻盤である。
若い頃のモノクロ写真がとても二枚目だ。
左側の水色と黄緑のタイトルはいかにもPopでどうもね。

さらりとした歌声が流れる。
26歳の録音である。
芸能人の両親の御曹司だが歌手になるには苦労したようだ。
それが歌唱に現れないところが御曹司たるところか。

アクのない爽やかな歌唱なのであまり売れるとはおもえないのに
これが11枚目のアルバムだ。
二枚目と言うだけではショウ・ビジネスでは通用しない。
だのにジョーンズ君の歌にはパンチがありません。

アタシはとても不思議だ。
アメリカのポピュラー・ビジネスはどういう規準なんだろう。
そうおもいつつ表裏を聴いた。
判らぬ。

あまりにも爽やかにさらりと歌うだけである。
ぐいと押し出してくる勢いもなく、
声を張って斬り込むところも見せぬ。
不思議だ。

何が受けるのだろう。
アメリカン・ポップスはアタシの理解力では判断できない。
もう何枚か聴いてみないとちっとも判らない。
でも、ジョーンズ君の他のアルバムを聴きたいかと言われたら…。