Swingin' on Campus! / Ray Anthony | 風景の音楽

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“のすたるジジイ”が30~50年代を中心にいいかげんなタワゴトを書いております。ノスタルジ万歳、好き勝手道を邁進します。


令和6年2月24日(土)
Swingin' on Campus! / Ray Anthony(★★★★★)
ノスタルジ度(★★★★★)
ジャンル:Big Band


Side 1 
1.What Can I Say After I Say I'm Sorry? 2:55
2.On The Alamo 2:51
3.I've Found A New Baby 2:38
4.Chloe 2:06
5.At Sundown 2:26
6.Pick Yourself Up 2:08

Side 2
1.Ain't Misbehavin' 3:11
2.The Lady's In Love With You 2:16
3.Am I Blue? 2:37
4.If I Had You 
5.Undecided 2:43
6.Swingin' On Campus 2:32

Ray Anthony(tp, cond)

Recorded 1956
Released by Capitol Records – T645(mono)

昨日の日の入りは17時46分だった。
今朝の日の出は6時33分だ。
今朝は曇り空で雨は降らないようだ。
気温は10度どまりでなかなか春は遠い。

レイ・アンソニイの56年録音。
キャピトルのオリジナル盤である。
緑色のジャケットはまるで“森の木陰でドンジャラホイ”だ。
大学でのダンパというコンセプトなんだけどね。

アタシが5歳の頃の演奏である。
戦時中でも米国では豊かな学生生活ができていた。
日本だって大戦に参加などしなければ
豊かな日常があったのに、トップが馬鹿だととんでもないことになるのだ。

今また世界中が馬鹿だらけになってきている。
プーチンやトランプやネタにエフに付ける薬は“カネの匂いのしないもの”しかないだろう。
レイ・アンソニイ楽団なんぞ馬鹿者に聴かせる必要はない。
音楽は楽しむものであって、使うモノではないのだ。

アンソニイ楽団はゆったりと落ち着いた演奏で、
ケントン楽団のように切れ味よく攻めてくる演奏ではない。
そこが心地よい。
春の晴れやかさが待ち遠しく感じられるアルバムだ。