怒りは人類の大きな悪癖のひとつ ① | 満願寺窯 北川八郎

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釈尊はいわれる



怒りを捨てよ。怒りたけった人は 善いことでも


悪いことだといい立てる。


後に怒りがおさまった時に 火に触れたように苦しむ。


怒らないことによって 怒りにうち勝て。


善いことによって 悪いことにうち勝て。


頒ち合うことによって 物惜しみにうち勝て。


真実によって 虚言にうち勝て。



<解説>


釈尊は怒りを捨てよと教える。

人の誹(そし)りを忍ぶ人こそ常に勝利があるという。

それはどんな勝利なのか・・・ それを説こう


怒りは 小さな対人関係も大きな対人関係も破壊してゆく。

怒りは 争いを呼び国家間の戦いにもなってゆく。

怒りは なかなか治まらない人類の大きな悪癖の一つである。

日ごろから「怒りなき人生」「怒ることの少ない人生」を目ざせ。その「幟(のぼり)」を高々と掲げよう。

怒りは 対人関係も家庭も人々の心も そして健康をも・・・さまざまな破壊をもたらす。怒り易い癖は 私たち人類共通の悪しき癖である。


怒る人は対人関係を壊し 取引を悪化し 会社をも傾ける。

また 怒り易い人は車のスピードを上げがちで 事故に遭い易い。

ささいなイライラで車の運転を誤り 事故によって人生をも狂ってくる。

まず 小さな怒りを治めよ。怒らない人生を目ざせ。毎日 子供や年寄りにイライラする事をやめて笑顔に心を向ける事を約束としよう。


怒ってはならない。怒らない日々を多くしよう。

怒りは悪癖と知って 何よりも「怒らない事を目ざす旗じるし」を掲げよ。

そうすると常に勝利がある。健康という勝利 笑顔で食卓に向かい合う勝利 心から安らぐ毎日という勝利を得るだろう。


・・・・つづく