2010年個人的ストーリーマンガベスト10 Vol.1
今年も順調に(ぅぉい!)半月遅れの総集編で御座います。
マンガ大賞のノミネートではないですが去年は結構好きなマンガがあったので
絞り込むのに苦慮しました。
去年同様http://ameblo.jp/mangalife/entry-10436252082.html
極力2010年連載開始、もしくは2010年初単行本発行開始作品を中心に選びました。
ですが連載時期は2010年ではないが2010年に個人的に強烈にハマった作品も入れてます。
なので必ずしも2010年連載開始作品ではありません。
1.ドリフターズ 平野耕太 ヤングキングアワーズ
2.進撃の巨人 諌山創 別冊少年マガジン
3.となりの柏木さん 霜月絹鯊 まんがタイムきららフォワード
4.ましろのおと 羅川真里茂 月刊少年マガジン
5.高杉さんちのおべんとう 柳原望 月刊コミックフラッパー
6.君のナイフ 小手川ゆあ スーパージャンプ
7.LOVE SO LIFE こうち楓 LaLa
8.水の森 小林有吾 月刊少年マガジン/マガジンイーノ
9.ぎんぎつね 落合さより ウルトラジャンプ
10.MOB~私立宝蔵学園萌え部~ 緋采俊樹 週刊少年チャンピオン
それぞれの一言感想は次回以降の記事で書きますがとりあえず総評みたいなのを。
実は僕、未だにヘルシングは未読です。
にも拘らずいきなりドリフターズがツボるとは夢にも思わず。
多分初期の主役クラスを信長でも那須与一でもなく島津豊久を持ってきたところに
ツボるところがあったのかな、と思ってる次第。
進撃の巨人はもう去年後半のマンガ話題をもっていった感がありあり。
連載開始から注目はしてたけどここまでの流れになるとは正直思わず。
今のマンガは何がきっかけで売れるかわからんねぇ。
となりの柏木さんは設定上僕がハマる要素は多大に含んでるからなぁ。
ある種、自明の理だったのかもしれ、ぬ。
なるべく同掲載誌から2つ入れたくなかったのであえて外したのがじょしらく。
入れるならMOBとチェンジだったかもしれないけどMOB(というか作者さん)には
思い入れがあるのでホントはいかんとは思うけど今回はMOBを入れました。
それでは、また<(_ _)>
君と紙ヒコーキと。 1巻
- 君と紙ヒコーキと。 1 (ガンガンコミックスONLINE)/葉月 抹茶
- ¥500
- Amazon.co.jp
ガンガンONLINEで連載中のマンガ。
高校生4人を中心にした青春モノ、ですね。
ガンON自体は幾度か見たことはあっても常時見ているわけではないので
この作品自体、実は最近まで知らなかったのです。
知ったきっかけはTwitterでフォローさせてもらっているとある方のツイートで
興味を持ち、ガンONで確認をしてコミックスを買った、というきっかけです。
普段から広く浅くマンガを見るようにはしているのですが
まだまだまだ見過ごしている点が多い、ということ。
画、内容ともに近年の自分にぴったりハマるツボがありました。
淡い系統の画質、高校生モノながら王道のようで
少しはずしているこのバランスが好きなんですわ。
メインの主人公・圭とヒロイン・鈴が主となるお話だけど
サブである竜介(りゅー)と葵が絡むお話も大好きですね。
この関係性で鈴の心情を変えるのではなく圭が変わっていくのがよい。
話的には11、12話の圭と鈴のすれ違いターンが、もっ…大好物ですな!
148ページからの一連の流れが淡くてナイス過ぎ!
バクマン。のエイジではないですがセリフがない状態での心情を表す様は
結構に難しいモノです。これは画力の有無はさほど関係ないと思ってます。
(むしろ画力がある方ほど構成の流れがうまくないときもありますし)
もちろん描写としてところどころ甘いところもあると思いますが
画や空間能力は意外と連載を重ねればどうにかなると思います。
むしろ構成テンポセンスの有無の方が大きく問われます。
その意味で葉月抹茶さん、いいと思いますな!
スクエニさん(スクエニでなくてもいいが)長い目で起用してほしいものです。
それでは、また<(_ _)>
3月のライオン 5巻
- 3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)/羽海野 チカ
- ¥510
- Amazon.co.jp
ヤングアニマルで連載中のマンガ。
将棋をテーマとしたヒューマンドラマ・マンガ。
今から書くことはけして否定的なアレではないのですが。
この巻、将棋シーンがほとんどないっ…!
厳密には宗谷名人と隈倉九段の試合シーンはあるのですが
棋譜とか盤面を描いたシーンというかそういったのがない。
ヒューマンドラマとしての今巻は面白かったのですが
純粋に将棋マンガとしては物足りなさを感じたかな。
個人的に好きな話はChapter.43「桜の花の咲く頃」。
まあ、コメディパートが多かったのもあるけど
三ライの中で島田さんがいいキャラで好きなのです。
Chapter.44。
甘味ではないにしろ調子のりトッピングはやるよなぁ、てか基本?
ちなみにずんだ大福とか絶対好きだな、僕は。
あといちご大福とかあるんだからあんず大福ってあってもよくね?
Chapter.48
後藤さんの口は悪いけど言っている事そのものはある種正論と思う。
やはりその舞台に立たないと見えない何かってのはある。
ただ不倫やら浮気を肯定する気はないけど
(いかん、これタイムリーすぎた)
自分でケツ持てるんならそれはそれとは思う。
次巻は将棋のシーンが増えてると…いいなぁ。
それでは、また<(_ _)>